今週のお題「もしも100万円が手に入ったら」 無視する。 ひたすら無視する。 冷たく無視する。 ひとり暮らしの場合、わざと台所とか、下駄箱の上とか、トイレの床だとか、無造作にその辺に置いておく癖に、まったく無頓着な様子で、 「はあ?100万円?何それ?」 という態度を、あえてとり続ける。 一種の芝居だが、修行僧のようにひたすら無視を続けるのである。 他人が見ている前でも、 「はあ?自分の100万円ですけど?それが何か?」 といった調子で質問を封殺して、話題にすら上らせない。 別に金持ちでもないし、金銭感覚がおかしくなった訳でもない。 普通に生活や娯楽のために金を使い、あるいは貯金して、人生を生きているのである。 それなのに、目の前の100万円の束だけは、何としても無視。 来る日も来る日も淡々と、ただひたすらに無視。 たまに視界に入っても、「フン!」とばかりに、ソッポを向いて無視。 雨の日も
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