タグ

ブックマーク / www.enpitu.ne.jp (6)

  • 活字中毒R。

    『ダ・ヴィンチ』2009年7月号(メディアファクトリー)の特集記事「ニッポンのオカン、西原理恵子スペシャル」より。 (西原さんが自らのルーツ、高知県の浦戸を再訪して。「」内は西原さんの発言です) 【西原さんは浦戸で6歳まで育った。 「母親が離婚して出戻ってきた時、私はまだ母親のお腹の中にいたんです。母親は三人姉妹の真ん中で、生活に追われてやらなくなっちゃったけれど、若い頃は絵も描いたし、植物だって私よりずっと詳しい。昔は結構モテたみたいよ。そこで漁師のおっちゃんと再婚しとけばよかったのに、自分はまだイケてるって思っちゃうんだよね、女って(笑)。再婚して引っ越したら、お父さんには恋人も別にいて、しかもその恋人がブスらしいって、怒ること怒ること!」 西原さん、それって『いけちゃんとぼく』みたい。『ゆんぼくん』に『ぼくんち』、サイバラ漫画には『サザエさん』の家族みたいな家は出てこない。 「それが

    zorio
    zorio 2009/08/13
    「「ドラえもんが未来に帰ってしまうような事態」にでもならないかぎり、僕もいじめっ子に立ち向かうことはできないだろうなあ」
  • 活字中毒R。

    Switch』VOL.27 NO.7 JUL.2009(SWITCH PUBLISHING)の「LONG INTERVIEW〜鶴瓶になった男の物語」より。取材・文は川口美保さん。 【実家の裏手に回った鶴瓶の姿を見かけたのか、誰かが声をかけた。 「マーちゃん! 帰って来たんか?」 「姉ちゃん、懐かしいなあ! 元気か?」 鶴瓶の間髪おかない声を聞いて、女は嬉しそうに言った。 「もう偉うなってしまって、口も利かれへんと思ってたわ!」 隣の姉ちゃんだった。一回りは年上だろうその人を前にすると、鶴瓶はすぐ昔に戻った。家族の話、近所の人の話、二人の会話からは次々に懐かしい人の名前が飛び出す。 姉ちゃんが息せき切るように言った。 「マーちゃんのお母さんはべっぴんさんやった。ここに来はったとき二十八か九だったと思うわ。スタイル良くて背も高かった。子供もぼちぼちできていったやろ。私な、子供のとき、あんなお

    zorio
    zorio 2009/08/03
  • 「特撮ヒーローの常識」を超えた『宇宙刑事ギャバン』 - 活字中毒R。

    『超合金の男〜村上克司伝』(小野塚謙太著・アスキー新書)より。 (名作玩具「超合金」を開発し、「スーパー戦隊」を作り出し、「ライディーン」「ゴットマーズ」「ゴールドライタン」などの変形・合体ロボのデザイン設計にも従事された、伝説のプロダクト・デザイナー・村上克司さんの伝記の一部です。『宇宙刑事ギャバン』の誕生秘話。「」内が村上克司さんの発言です) 【実はこの新番組企画には、危機的局面を突破すべく、過去最高の制作費が捻出されていた。それは「凶と出たら、二度と特撮の新ヒーローは生み出せないほど」(東映・鈴木武幸プロデューサー)の額だったという。 女児向けアニメが放映されていた金曜夜7時半からのゴールデン枠を「己の進退をかけてとってきた」という吉川プロデューサーに、主演の大葉健二が「それなら自分は現場で命をかけます」と答えた話はファンの間で有名だ。 他にも脚の上原正三、演出の小林義明、特撮の矢

    zorio
    zorio 2009/05/13
  • 活字中毒R。|通信カラオケの楽曲は、誰がどこでどうやって作っているのか?

    『カラオケ秘史』(烏賀陽弘道著・新潮新書)より。 (「カラオケ音楽」の制作現場について) 【カラオケ音楽を聞いたことがない、という人は少ないだろう。が、あの音楽は誰がどこでどうやって作っているのか。そんなことを不思議に思ったことのある人は、ほとんどいないのではないだろうか。 一番よくある誤解は「歌手がレコーディングをするときに、歌抜きのバック演奏だけを録音しておく。それをレコード会社がカラオケ会社に提供している」という「回答」だ。実際にそうした「歌抜き、伴奏だけのカラオケバージョン」がボーナストラック(おまけ)として収録されているCDもごく普通に店頭に並んでいるので、そう誤解されるのも無理はない。が、書をここまで読んだ人は、それが誤解であることにすでにお気づきだろう。 前の章で述べた通り、現行の通信カラオケでは、光ファイバーやADSLよりはるかに通信速度の遅いアナログ電話回線で楽曲を送信

    zorio
    zorio 2009/01/14
    「わが家にはあまり来客がないものですから、お客さんはうれしいです。遊牧民が羊をつぶして客を歓迎する気持ちがわかりますね」
  • 活字中毒R。 「アフィリエイトで手っ取り早く月30万円を稼ぐ方法を教えます」

    『ブログ論壇の誕生』(佐々木俊尚著・文春新書)より。 【アフィリエイトをめぐる現状を、少し説明しておこう。 アフィリエイトが最初に登場したのは割合と古く、1996年にまでさかのぼる。発明者はオンライン書店のアマゾンだ。以下のようなエピソードがある。 ――アマゾンの創設者であるジェフ・ベゾス氏がある日、パーティでひとりの女性を紹介された。彼女は、ベゾス氏に言った。 「わたしは離婚に関するホームページを作っていて、かなり多くアクセス数を稼いでいるの。このサイト上で商品を売ったら儲かると思う?」 ベゾス氏は答えた。「そりゃ儲かるかもしれないけれど、商品を売るためには倉庫も必要だし、決済の仕組みも作らなければいけないからたいへんだと思うね」 すると女性は、冗談交じりにこう返した。「じゃあ私のサイトでアマゾンのを売るのはどう?」 この会話がヒントとなって、ベゾス氏は個人サイトでを紹介してもらい、

    zorio
    zorio 2008/12/10
    「僕の経験上、【『月3000円稼ぐサイト』というのは、ちょっとコツを知ってしまえば誰でも簡単に作れます】というのは、あまりにも甘すぎる見通しです。」
  • 活字中毒R。 - 「悩むこと」と「考えること」の違い

    『孤独と不安のレッスン』(鴻上尚史著・大和書房)より。 【不安とトラブルは違うと書きました。 そもそも、「考えること」と「悩むこと」は違うのです。 僕は22歳で劇団を旗揚げしました。今と違って、学生劇団からプロを目指すなんて、誰もやっていませんでした。当然、旗揚げの時は、不安でした。 早稲田大学演劇研究会という所にいたのですが、先輩が、僕に、「鴻上、劇団、どうするの?」と聞いてきました。 「今、どうしようか考えているんですよ。旗揚げしたほうがいいのか、やっていけるのか……」 と答えると、その先輩は、 「考えてないじゃん、悩んでるんだろう」 と言いました。えっ? という顔をすると、先輩は、 「考えることと悩むことは違うよ。考えるっていうのは、劇団を旗揚げして、やっていけるのかどうか――じゃあ、まず、今の日の演劇状況を調べてみよう。自分がやりたい芝居と似たような劇団はあるのか、似たような劇団

    zorio
    zorio 2007/02/06
    よくあるな、これ。
  • 1