銀河系には、高度に発達した地球外「超文明」がどこかに存在しているだろうか。もし存在しているなら、「ダイソン球」のような超巨大構造物を利用して、恒星から直接エネルギーを取り込んでいるかもしれない。英科学誌New Scientistで最初に報じられた、数百万個の恒星を対象とした最新研究では、過剰な赤外線放射を示す恒星が60個あることが明らかになった。これは、星の光を遮って利用するダイソン球の特徴の1つとされる。 だが、これはダイソン球が存在する決定的な証拠なのか。いや、そうではなく、その可能性にすぎない。今回の研究は基本的に、さらなる調査を行うべき恒星かどうかを、公開されている観測データを用いて判断するチェックリストであり、宇宙で生命の兆候を探索する優れた方法を見つけるための初期段階の試みだ。 ダイソン球とは何かダイソン球は、1960年に物理学者のフリーマン・ダイソンが提唱したアイデアで、高度
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