1月22日付琉球新報掲載〈佐藤優のウチナー評論〉で佐藤氏が、20日に東京帝国ホテルで行われた「菅直人内閣総理大臣年頭外交演説会」について書いている。「普天間問題」に関する菅首相の発言を引用しながら〈菅首相には、この瞬間も東京の政治エリートが県民を構造的に差別し、傷つけているという認識が欠如している〉、〈日本全体のためには沖縄は東京の政治エリートの言うとおりの負担をしろということだ〉と批判し、沖縄に対して〈きわめて無礼な発言である〉とまで書いている。 問題はその後で、佐藤氏は以下のように書いて評論をまとめている。 〈菅首相は他人の気持ちになって考えることが苦手なのであろう。それだから、この演説が沖縄人の傷口に塩を塗りつけるような行為だということに気づいていない。気づいていない人には気づかせなくてはならない。具体的にはどうすればよいのだろうか?現状で、筆者がもっとも期待しているのは前原誠司外相
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