30日午前8時10分ごろ、広島県竹原市竹原町のJR呉線竹原―吉名間の大井天地踏切で、糸崎発広行きの普通列車が、踏切内で止まっていた乗用車と衝突した。JR西日本広島支社などによると、乗用車は約40メートル押されて停止。車を運転していた会社員男性(49)は車外に逃げて無事で、列車の乗客約40人にもけがはなかった。 同支社によると、運転士が手前で発見し非常ブレーキをかけたが、間に合わなかったという。呉線の上下計6本が運休、同5本が最大約230分遅れ、約500人に影響が出た。 現場は線路と国道185号が並行していて、近くの無職男性(83)は「朝の交通量が多い時間帯に、踏切に進入しながら国道になかなか合流できない車を見ることがある」と話した。
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