22日の県内は寒気の影響で大気の状態が不安定となり、各地で激しい雷雨や、突風が吹いた場所があった。佐久広域連合消防本部によると、同日午後5時半すぎ、小諸市柏木で「畑で男女2人が倒れ、意識や呼吸がない」との119番通報があった。小諸署によると、2人とも佐久市内の病院に搬送され、意識不明の状態で手当てを受けている。同署は落雷事故とみて調べている。 同署によると、2人は外国籍の30代の男女で、当時は複数人で畑で苗の植え付け作業をしていた。体に落雷を受けたとみられるやけどの痕があるという。 現場は佐久浅間農協の集出荷所北西の畑の中。同消防本部によると、2人が倒れているのを関係者が見つけ、通報した。2人は現場から集出荷所まで運ばれ、そこから救急車で病院に搬送された。 現場近くの40代男性は、この日午後5時半前後は激しい雨の中、大きな雷の音が鳴り響き、窓越しに稲妻が走るのを目撃。「すごい音、すごい光で