○ミミズのいる土はいい土であるという常識 その通りです。例えば畑にいるミミズ。このミミズは生活孔をつくってその中を動き回ります。この孔は空気を通し、水を通します。生活孔の内壁はミミズの出した粘液で簡単には崩れませんが、この粘液は窒素などの肥料分があって、作物の根がその養分を吸収しながら孔の中に根を伸ばしていきます。 このミミズはフトミミズと呼ばれる大型のミミズで、その排泄する糞塊は土を団粒化し、しかもたくさんの土壌微生物や肥料分を含む、理想的な腐植物です。私はこの糞塊をあるところから採取し、バラ鉢の用土に半分ほど入れて活用しています。 「ミミズのいる土はいい土である」という記述は、正確には「フトミミズのいる土はいい土である」と記述すべきで、これが間違った常識の流布している原因だと思われます。 ○シマミミズの生態 自然の中でシマミミズを発見するには、まず馬糞や牛糞を積んでいる場所、または作物
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