ブックマーク / genpatsu.tokyo-np.co.jp (3)

  • やはりベントできなかった2号機 東京電力福島第一原発

    水素爆発こそ起こさなかったものの、東京電力福島第一原発事故で最も多くの放射能を撒き散らしたとされる2号機。原子力規制委員会による現地調査で、2号機のベント(排気)配管の途中にある仕切り板(ラプチャーディスク)はほぼ汚染されていないことが分かり、やはり一度もベントが成功しなかったことが確定的になった。 2011年3月14日夜、ベントによる原子炉の減圧ができず、消防車では注水もできず、メルトダウン(炉心溶融)が進んだ。 結果的には、翌日早朝、格納容器下部の圧力抑制室付近で爆発音がした後、炉の圧力が下がって注水が再開。格納容器が破裂し東電も現場放棄するしかない最悪の事態は回避された。 しかし、破断部から高濃度に汚染された生の蒸気が外部に大量流出する結果を招いた。(山川剛史)

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    zu2 2020/02/06
  • 高浜増設 ずぶずぶの関係に 依存の構造(上)-関電役員 金品受領-

    関西電力役員らが福井県高浜町元助役・森山栄治氏=2019年3月に90歳で死去=から金品を受け取っていた問題は、発覚から2カ月近くとなった。関電と森山氏との関係はどのようにできあがり、背景にあったものは何か。原発立地自治体と金を巡る「依存の構造」を探った。(高野正憲、栗田啓右、今井智文、鈴木啓太) 人脈を駆使した高浜町元助役の森山氏 「地元に金を落とせ」。6畳ほどの洋風応接間で関電高浜原発の所長は、机越しに座る小柄な森山氏から、原発内の工事を特定の業者に発注するよう迫られたことがあった。断ろうとすれば、森山氏は机を蹴り上げて、すごみをきかせてきた。「おれの言うことが聞けないのか」 森山氏は高浜町助役を辞めた後、高浜原発の幹部らを京都市内の自宅に呼び出していた。「『できません』は禁句だった。(一方的に話をされる)2時間ずっと耐えるしかなかった」。先の所長経験者はそう振り返った。 京都府綾部市職

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    zu2 2019/11/20
  • もんじゅ後継 仏、高速炉計画を縮小 日本と共同開発「緊急性低い」見解

    廃炉が決まった高速増殖原型炉もんじゅ(福井県)の後継機について議論する経済産業省の作業部会に1日、フランス原子力庁(CEA)の担当者が出席し、日仏で共同研究を進める高速実証炉「ASTRID(アストリッド)」の計画を大幅に縮小する方針を明らかにした。もんじゅに一兆円超の予算を投じながら、成果が出なかった日政府は、新たな高速炉開発の柱として、アストリッドを活用する方針だったが、規模縮小で日の計画も見直しを迫られそうだ。(伊藤弘喜) 政府は高速炉の実現を核燃料を再利用する「核燃料サイクル」政策に不可欠と位置付けており同政策全体が揺らぐことになる。 高速炉は、通常の原発で使い終わった核燃料から取り出したプルトニウムを発電の燃料として再利用できる。このため、経産省は実現すれば、核のごみを減らせるほか、ウランの輸入も減らせるとしてきた。 日は、使用済み核燃料を全て再処理する方針をとっており、すで

    もんじゅ後継 仏、高速炉計画を縮小 日本と共同開発「緊急性低い」見解
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    zu2 2018/06/05
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