世界初の「解体コンクリート再利用」で、ビル建設工事現場からの排出コンクリートをゼロに Keywords: 3R・廃棄物 交通・モビリティ 企業(製造業) 企業(非製造業) 地球温暖化 環境技術 富士通と清水建設は、東京都蒲田での富士通新棟建設工事現場で、解体コンクリートの再利用」の技術を用い、解体現場からのコンクリートガラの運び出しをゼロとした。その結果、工事用車両(10トントラック)11,000台分の走行を削減し、580トンの二酸化炭素排出量を削減した。 工事現場は、蒲田駅近くの住宅地に隣接しており、細い道や通学路があるため、近隣住民への配慮がかかせない。できるだけ大型トラックの運行を抑えたい富士通と、かねてから建設工事現場でのリサイクル技術の開発を進めていた清水建設が、工事現場内にプラントを設置することで、コンクリートの場内リサイクルが実現した。 この敷地には6階建てと11階建ての建物