『朝日新聞』を許さなければいけない こんな反日新聞は潰してしまえ。中立な報道ができないなら解体すべきだ――。気持ちは分かる。しかし、それでも政府の介入を許したり、暴力による弾圧をしたりしてしまったらそれこそ『朝日新聞』の思うツボである。 先の「天声人語」にはこんな一文もある。 渡辺は古代ローマ社会でのキリスト教弾圧を念頭に考えた。すなわち自分とは異なる思想を抹殺しようとすると、かえってその思想を生かすことになる。なぜならそれは、相手に「殉教者」の立場という、抵抗するための強力な武器を与える結果になるからだ、と これはまさしく今の『朝日』の姿と丸かぶりではないか。彼らの多くは、「慰安婦狩り」をしたという吉田清治の証言が虚偽だと認めただけで、「従軍慰安婦キャンペーン」は間違っていなかったと今も信じて疑わない(関連記事)。 こうなるともはやジャーナリズムではなく「信仰」である。 今、彼らは自分た