漫画好きなら好みは別としてその存在感は誰しもが認める週刊漫画雑誌「モーニング」(講談社)。サラリーマン漫画の代表格『島耕作』シリーズ、国民的作家となった井上雄彦の『バガボンド』、最近でも『宇宙兄弟』に『グラゼニ』『GIANT KILLING(ジャイアントキリング)』とヒット作には事欠かない。誰しもが認めるメジャー、漫画の一流誌なのに、蛇女や恐竜ギャルが主人公というぶっとんだ作品や、とがった新人を大量にデビューさせるために姉妹誌「モーニング・ツー」を発刊するなど、常に攻めの姿勢を取るところが個人的にはたまらない。 そんな「モーニング」が、5月16日からネット配信のデジタル版「Dモーニング」の刊行に打って出た。紙の雑誌とほとんど同じ内容が、月額500円で読めるという(連載中の「バガボンド」「ビリーバット」は未収録)。紙で買えば1冊350円前後なのでめちゃくちゃお得なのだが、ちょっと待て、漫画、
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