三浦英明です。 前回お送りしたタバコ記事の続きです。 -- 1999年2月3日 「タバコへの批判は、麻薬へ切り替えるための布石である」説について 前々回、タバコの件を報告した。 添加物については今後とも調査していく必要があるが、タバコに対する風当たりが別の要因を持っているとの噂もある。 「タバコへの批判は、麻薬へ切り替えるための布石である」というのがその内容である。 この噂がまるで根拠がないとはいえない文章を、浜田和幸『ヘッジファンド 世紀末の妖怪』(文春新書)の中に見つけた。 110頁に、 ソロスはアメリカ各州で、「登録した常習者に関しては、処方箋があれば麻薬の使用を認めるべきだ」というキャンペーンをはっている。 これに対し、アメリカのジョセフ・カリファノ・元保健教育福祉長官は、ソロスのことを「麻薬の合法化を進める大富豪」と批判し、ヘッジファンドの投機のリスクを、「麻薬でヘッジ(回避)し