ネパールのシャンボチェ(Syangboche)から望むエベレスト山脈(2009年12月4日撮影)。(c)AFP/Prakash MATHEMA 【1月19日 AFP】国連(UN)の気候変動に関する政府間パネル(Intergovernmental Panel on Climate Change、IPCC)のラジェンドラ・パチャウリ(Rajendra Pachauri)議長は18日、専門家から「誤り」との指摘があった2007年の報告書におけるヒマラヤ氷河の解氷速度について見直すことを明らかにした。 IPCCの大きな成果である2007年2月の第4次評価報告書(Fourth Assessment Report)に記載された「ヒマラヤ氷河が2035年までに消滅する」との予測については、前週末の英紙サンデー・タイムズ(Sunday Times)が、その出所に疑問を呈する記事を掲載していた。 記事による