ミクシィが11月8日に発表した2019年4~9月期の連結決算は、売上高が前年同期比34.1%減の468億3500万円、営業利益が80.5%減の40億3500万円、最終利益が83.0%減の21億9200万円と減収減益だった。主力のスマートフォンゲーム「モンスターストライク」(モンスト)のARPU(ユーザー1人当たりの平均売上高)低下が響いた。 モンストのMAUは復調 セグメント別では、モンストなどのゲーム運営やプロスポーツチームの経営を含む「エンターテインメント事業」の売上高は前年同期比33.7%減の451億3800万円、営業利益は61.7%減の97億2400万円だった。 モンストでは、7月からゲーム内通貨「オーブ」の無償配布や、他社IPとコラボしたキャラクターを輩出する「ガチャ」などを相次いで実施したが、ARPUは低下した。だがミクシィの木村弘毅社長は「休眠ユーザーを呼び戻し、MAU(月間