独特のコンクリートの人工美がたまらない-というダム好きは多いが、最近は女性の愛好家も増えており、「ダム女(じょ)」と呼ばれる。各地のダムをめぐって写真を撮り、SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)で紹介したり、仲間と情報交換したりする熱心さは男性と変わらない。山中にたたずむ非日常の巨大構造物、豪快な放流…。ダムの魅力はさまざまだが、お気に入りのダムを「イケメン」に例えるなど、彼女たちは愛情を込めたまなざしでダムを見つめている。(三宅有) ダムマイスターも 「ダム女」たちの間で尊敬を集める資格がある。「ダムマイスター」だ。日本ダム協会がダムの実態や役割、魅力を一般に伝えるため平成22年から認定を始めた資格で、認定者はいわばダムの達人だ。活動はボランティアで、ダムに関する豊富な知識や現場訪問の実績、貴重な写真をSNSで紹介したりする。全国で29人(5月22日現在)が認定され、講演やシンポ
![【東海の議論】ダム女増殖中 イケメンな非日常の人工美にうっとり…愛情込めた眼差しの先には(1/6ページ)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d2fc504e68a2edfd06cbfa1a9153726f7908b9b5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.sankei.com%2Fresizer%2F_gyGchAHtNTpY60g38wP6j29Vcw%3D%2F1200x630%2Fsmart%2Ffilters%3Aquality%2850%29%2Fcloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com%2Fsankei%2FOGXEG2QS7VODHKQKYDH5YKL3ZI.jpg)