アジアインフラ投資銀行の開業式典であいさつする中国の習近平国家主席。インフラ輸出金融を支える目的だが…=1月16日、北京(共同) 南シナ海をめぐる仲裁裁判所の裁定を「紙くず」と全面否定するなど、国際的な法や秩序を無視した振る舞いが目立つ中国との蜜月関係を転換する動きが加速している。米軍の最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の国内配備を決めた韓国に恫喝まがいに撤回を求め、北朝鮮の弾道ミサイル発射をめぐる国連安全保障理事会の非難声明でも中国の反対で一度は発表が見送られた。こうした態度に韓国では「本末転倒だ」との声があがり、英国やオーストラリアでもインフラ事業などへの中国資本進出を見直している。 THAADで韓国を目の敵 「極めて遺憾だ」 韓国外務省当局者は、北朝鮮の8月3日の弾道ミサイル発射に対する国連安保理の非難声明の発表が見送られたことに不満の意を表明した。 安保理外交筋
![【世界を読む】自国エゴまるだし中国の「本性みたり」…韓国・英国・豪州で進む蜜月見直し(1/4ページ)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bcbbea4c8a2642f3369990710f78667a69f92a0c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.sankei.com%2Fresizer%2FLMzKLVytv8NrFxUgnjMoIn0fbKI%3D%2F1200x630%2Fsmart%2Ffilters%3Aquality%2850%29%2Fcloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com%2Fsankei%2FNMT63I63OZILHOJ6RXPOCPM6IM.jpg)