米Appleに買収されたShazamなど、同様のサービスは既に複数あるが、Googleは新たに構築した機械学習モデルを採用している。 大まかな説明では、曲の旋律を人間の指紋のようなものと捉え、ハミングの旋律を既存の曲の指紋と一致させようとする。マイクに向かってハミングすると、それを機械学習モデルが曲の旋律を表す数字ベースのシーケンスに変換し、このシーケンスを指紋として一致する可能性のある既存の曲と比較する。 Googleは2017年には「Pixel 2」で周囲で流れている曲のタイトルを自動的に表示する「Now Playing」機能を搭載しているが、こちらはハミングには対応していなかった。 実際に何曲かハミングしてみたところ、最近のヒット曲やアニメの主題歌などはほぼ完璧に表示されたが、日本の古い童謡や「君が代」は認識されなかった(米国の国歌は認識した)。データに登録されていないようだ。 関連