昨日、「制御不能のスパイ衛星:米軍が撃破を検討」と聞いて与太話と思っていました。何トンもある人工衛星を粉砕するには、SM-3の運動エネルギー弾頭では力不足だろうと・・・しかし、その認識は間違っていました。ペンタゴンはNASAと協議し、制御を失い地表に落下してくる偵察衛星NROL-21を、スタンダードSM-3によって迎撃する事を決定しました。 米国、迎撃ミサイルでスパイ衛星撃破を決定 - WIRED VISIONCarwright将官は、今回の撃破をモデル化するのに十分な技術情報を提供した。David Wright氏が現在、撃破のモデル化に取り組んでいるが、完了まで待てない読者のために重要なデータを紹介しておく。 1.撃破は130海里(240キロメートル)水域で行なわれる。 2.衛星の質量は2300キログラム 3.迎撃ミサイルの質量は20キログラム(米議会予算局のデータより) 4.衝突速度(
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