米軍ヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設が進む米軍北部訓練場の通称「N1裏」の市民テント前に沖縄防衛局が8月上旬にレンタカー2台を駐車し、2カ月半以上、手つかずで放置されたままとなっている。防衛局は取材に「工事用道路としての使用が可能となった後に速やかに道路として使用できるよう駐車した」と説明し、工事用道路確保の観点から駐車していると明らかにした。21日までの2台のレンタカー代は約79万円となっているという。 工事を監視している市民によると、レンタカーは当初、テントへの入り口をふさぐ格好で縦列に2台駐車していた。テントへの通路を確保するため市民らは1台をずらして移動した。駐車以降、エンジンをかけるなど防衛局職員による車両への接触や移動などはないという。 防衛局によると、局がレンタカーを設置したのは8月2、3日。2台とも黒の「わ」ナンバーのレンタカーで、車内をうかがうと何も搭載されていな