西日本豪雨の際、愛媛県西予市野村町の野村ダムで7月7日早朝に行われた緊急放流で肱川が氾濫し、野村町内で死者5人、浸水650戸を出した問題で、国土交通省野村ダム管理所と西予市が9日夜、地元の野村中体育館で初の住民説明会を開いた。住民からはダム操作や避難情報の広報などに問題があったと非難する声が相次いだ。 説明会には管家一夫市長や野村ダムの川西浩二所長らと、住民約700人が出席。冒頭、犠牲者への黙とうをささげる呼びかけに、住民から「土下座しろ」などと怒号が飛んだ。 国側は、ダムの流入量とほぼ同じ量を放流する「異常洪水時防災操作」を7月7日午前6時20分に始め、7時50分には最大毎秒1797トンを放流したことや、最大流入量が過去最大(1987年)の2・4倍に当たる毎秒1942トンだったことなどを説明した。 川西所長は午前2時30分、市野村支所長に「緊急放流は不可避で、午前6時50分頃に操作に入る
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