第2次大戦まで北海道根室市と北方領土の国後島を結んでいた通信用海底ケーブルの中継拠点「根室国後間海底電信線陸揚(りくあげ)施設」で9日、市などによる調査が行われ、ケーブルの一部が地中から発見された。施設は近く国の登録有形文化財となる見通しで、市はケーブルの一般公開を検討している。 【写真】「奪還」と落書きされた北方領土返還を祈るモニュメント 市教育委員会などによると、施設は、1900年に旧逓信省が敷設したケーブルを地下から陸揚げするために建設された。鉄筋コンクリート平屋建ての約20平方メートル。内部の床に開口部が設けられている。戦後、民間に払い下げられて倉庫として使われていたが、2013年、市が土地ごと購入した。
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