新型コロナウイルスの流行が落ち着き、海外への修学旅行が復活している。ただ、円安や燃油サーチャージの高騰に伴い、費用はコロナ禍前より格段に上昇。広島県内の公立高校では総額が40万円近くのところもある。苦肉の策として、行き先を国内へ変える動きも出ている。 【一覧】修学旅行で海外へ行く公立校の例 行き先と宿泊日数、費用 ■姉妹校提携あり「切っても切れない絆」と説明 広島市西区の40代女性は「旅費を考えると胸が苦しくなる」と、切実に語る。市内の高校に通う長男の修学旅行の費用は小遣いやパスポート代も含めると40万円弱だ。「日用品が値上がりし家計は苦しい。だからと言って、行かせないのはかわいそう過ぎるし…」 海外へ行く意義は―。「切っても切れない絆がある」と説明するのは、ハワイに行く井口高(西区)だ。2000年に姉妹校提携した現地の高校と「日米で使える平和教材を作る」というテーマで学習を深めてきた。両
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