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ブックマーク / planck.exblog.jp (2)

  • 原始の重力波 | 大栗博司のブログ

    米国の東海岸時間の月曜日の正午(日時間の火曜日の深夜1時)にハーバード・スミソニアン天体物理学センターで、BICEP2望遠鏡の観測結果についての記者会見があるとの発表がありました。 発表の内容は明らかではありませんが、英国の『ガーディアン』紙によると、初期宇宙の時空間の量子的な揺らぎを起源とする原始の重力波の存在を、世界で初めて確認したのではないかということです。 BICEPとは Background Imaging of Cosmic Extragalactic Polarization の略で、南極点の近くのアムンゼン‐スコット基地に設置された望遠鏡を使い、138億年前の宇宙の始まりに発せられた、宇宙背景マイクロ波輻射(CMB)の偏光の観測を行うものです。上の写真の右側の望遠鏡が、第2世代のBICEP2です。 BICEPプロジェクトは、Caltechのアンドリュー・ラング教授とジェイ

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  • 内側から見た米国の大学入試制度 | 大栗博司のブログ

    冬休みが終わって、学生もCaltechに戻ってきました。 昨日は、職員会館で第2回目の「理論物理学昼会」を開きました。今回は、生物学部門のロバート・フィリップスさんに、生物物理学についてお話しいただきました。理論物理学者が生物学にどのように貢献できるのか、定量的な解析ができる問題にどのようなものがあるのか、などについて、ご自分の研究を中心に説明してくださいました。 また、今日は、Caltechの大学入試委員会がありました。私は、昨年に続いて今年も入試委員で、11月には前期入試の応募書類を読みました。1月の半ばから3月の初めにかけて、後期入試が始まるので、それに備えた準備の会議でした。 大学入試のあり方は、日でも教育再生実行会議の提言などもあって、話題になっているようです。 私は、講談社の雑誌『群像』の昨年6月号に、Caltechでの大学入試委員の経験について書きました(そのときのブログ

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    zyugem
    zyugem 2014/01/10
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