小惑星「リュウグウ ((162173) Ryugu)」の探査を終えて地球に向かっている日本の小惑星探査機「はやぶさ2」の姿を、ハワイ現地時の2020年11月20日午前0時過ぎにすばる望遠鏡が撮影しました。 図1:すばる望遠鏡に搭載した超広視野主焦点カメラ「ハイパー・シュプリーム・カム」で捉えた「はやぶさ2」(画像中央の点光源)。「はやぶさ2」の動きに合わせて追尾しながら観測を行なったため、背景の星の像は流れて写っています。2020年11月20日 00:12~00:29 (ハワイ現地時) に撮影した3分間露出の画像を5枚重ねて処理。画像の画角は 2.0 分角 × 1.0 分角。(クレジット:国立天文台) JAXA 宇宙科学研究所が運用する「はやぶさ2」は、リュウグウで採取したサンプルを格納したカプセルを日本標準時の12月6日に地球に帰還させる予定です。リュウグウから地球に向けて旅を続けている