1960~70年代の米国の有人月探査プロジェクト、アポロ計画で宇宙飛行士らが 月面に立てた計6本の星条旗のうち、5本が約40年たった現在も同じ場所に残っていることが30日、分かった。 航空宇宙局(NASA)の研究者がブログで明らかにした。 それによれば、NASAの月周回探査機「ルナ・リコネサンス・オービター」(LRO)が星条旗の立てられた場所を撮影。 これだけでは不鮮明なため、画像に写り込んだ星条旗のものとみられる影を分析し、5本が健在だと断定した。 一方、所在を確認できなかったのは、69年に人類初の月面着陸を成し遂げた アポロ11号のアームストロング船長らが立てた旗。 11号の乗員は、月面を離れる着陸船のロケット噴射で旗が飛ばされてしまったと回顧しており、 その通りの事態が起きた可能性が高い。 http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=20120731002