最近、現場で思うのが「仕事」はできるんだけど「人を見てないよなぁ」と感じてしまう若手編集者が少なくないこと。 進めるべき作業はちゃんと把握してるし、そこに抜けや無駄はないので、たしかに仕事は進みます。だけど、仕事が進めば進むほど、何かこうさらさらと大事なものが零れ落ちていくような気がしてならない。 たとえば、打ち合わせの場で著者が「でも、それって本当にそうなのかな」と本質的な疑問を口にしたとき。 ここで編集者がピクッとするんですよね。何に対しての「ぴくっ(ひらがなにするとなんか小鳥っぽい)」なのか。鋭いところ突いてくるなぁの「ピクッ」ではなく、「え、流れ止めないで欲しいんですけど」が表れてのことなんだなぁと。本人、無意識だと思うんですが。 * まあ、これは本づくりの現場に限らずだけど(営業現場とかでも)、当事者の誰かが“違和感”を感じたことに対して、そこをちゃんと掘るっていうのがやれないと
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