Masayoshi Fujita:僕が2009年にClub Transmedialeに出演したとき、Janが見に来てくれたんですが、そのあと彼が一緒に何かをやろうと誘ってくれました。最初は、ライブに出演するという話があったんですが、スケジュールなどの関係で実現できず、「じゃあ何かをレコーディングしようか」という感じで2人でセッションをするようになりました。 Masayoshi Fujita:ベルリンでのAOKI takamasa君のライブを見に行ったときに初めて会いました。そのときは1ファンとして話しかけましたが、その後僕の音源に興味を持ってくれたということもあり、時々彼のスタジオに遊びに行くようになりました。 Jan Jelinek:僕らの演奏は基本的にインプロヴィゼーションなんだけど、お互いに近づいて、密な状態で演奏するんだ。レコーディングのときもそうしたんだけど、ヴィブラフォンに立て
20世紀のアメリカを代表する作曲家バート・バカラックの世界を、ジム・オルークと11人のボーカリストが解き明かすアルバム「All Kinds of People ~Love Burt Bacharach~ produced by Jim O'Rourke」が4月7日にリリースされることになった。 1999年の代表作「Eureka」でバート・バカラックの「Something Big」を完コピしていることでも知られるジム・オルーク。その「Eureka」以来11年ぶりのボーカルアルバムとなる本作は、2008年秋から2010年1月までの長期間にわたる東京とアメリカでのレコーディングを経て完成した。 本作には国内から、細野晴臣、やくしまるえつこ(相対性理論、TUTU HELVETICAほか)、坂田明、中原昌也、青山陽一、カヒミ・カリィ、小坂忠、小池光子(ビューティフルハミングバード)、Yoshimi(
日本の即興・実験音楽の現在を伝える年刊誌「Improvised Music from Japan」の2009年号が12月20日に発売される。 「Improvised Music from Japan 2009」は日本国内の即興・実験音楽のフェスティバルとコンサートシリーズについて特集。大友良英の「Asian Meeting Festival」や巻上公一の「Jazz Art せんがわ」、渋谷慶一郎の「ATAK NIGHT」など計33のイベントについて主催者自身による執筆記事やインタビュー記事が収載され、小さなシーンで継続的な運営に奮闘する主催者の想いを伝える。 今号は全128ページで、すべて日本語と英語のバイリンガルで掲載。付録CDは3枚同梱され、総勢31組のアーティストによる多彩な内容の音源が収録される。 「Improvised Music from Japan 2009」目次 004.
デヴィッド・シルヴィアンによる実に約6年ぶりとなるニューアルバム「Manafon」の国内盤が9月23日にリリースされる。 ボーカルのみならず作詞、作曲、プロデュース、演奏を自ら手がけ、音楽を表現媒体にしてアーティストとしての道を歩んできたデヴィッド・シルヴィアン。今回のアルバムにはクリスチャン・フェネス、ジョン・ティルバリー、エヴァン・パーカーといった顔ぶれに加え、大友良英、中村としまる、Sachiko M、秋山徹次といった日本の即興シーンの重要人物たちがゲスト参加しており、アコースティックな音色で奏でられた抽象的な演奏が彼の艶やかな歌声をより一層彩っている。 日本盤にはボーナストラックとして「Random Acts of Senseless Violence (Remix)」を収録。音への飽くなき探求を続ける彼がたどり着いた、新たな音楽の領域をこのCDで体験してみよう。
いまや日本を代表するオルタナ・ロックバンド、ボアダムス。 その中心メンバーであり、自身のバンドOOIOO(オー・オー・アイ・オー・オー)やソニック・ユースのキム・ゴードンとのバンド、フリー・キトゥンでの活動など、 多岐にわたって音楽活動を展開しているYOSHIMI。 そんな彼女が、こんかい『TIBET TIBET』などでお馴染みの映像作家、キム・ヨンスン氏による新作『雲南 COLORFREE』の音楽製作をYOSHIMIO名義で担当し、そのサントラがリリースされた。 中国雲南省の民族衣装をモチーフにし、独自の視点からそこに住む人たちをカメラにおさめたドキュメンタリー映画──。キム監督のサイケデリックでドープともいえる映像に、ひとびとのうごきに寸分たがわずピタリとあっている音楽を聴くと、まるで映像のための音楽ではなく、音楽のためにつくった映像、PVを見ているかのような錯覚をもたされ
BOREDOMSのYOSHIMIを中心に活動するガールズバンド、OOIOOが3年ぶりのオリジナルアルバムとなる「ARMONICO HEWA(アルモニコ ヘーワ)」を8月5日にリリースすることが決定した。 雑誌「Switch」紙上で行われた“架空のバンドを作る”企画により1995年に結成されて以来、言語を超越したスクリーミングと即興演奏的なアンサンブルで支持を集めているOOIOO。commmons移籍後初の新作となるこのアルバムは、タイトルは「ARMONICO」がスペイン語、「HEWA」がスワヒリ語で、あわせて「調和された空気」という意味となる。 今回のアルバムはYOSHIMI作詞作曲による、不思議な言語に彩られた計13曲を収録。繰り返す呼吸にあわせるようにさまざまな色に変化し続ける独特のサウンドを体験してみよう。
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