愛媛県の婚活事業に登録した約5000人の電子情報「ビッグデータ」から、結婚を促進したり阻害したりする要因を分析した成蹊大の小林 盾 ( じゅん ) 教授(社会学)らが、こんな結果を論文にまとめ、学会誌に発表した。婚活についての事例分析は数多くあるが、統計学的に分析したものは初めてという。 分析したビッグデータは、県が外部委託する「えひめ結婚支援センター」で1対1の見合い事業に登録した男女4779人(男性2238人、女性2541人)の年齢、居住地、身長、学歴、婚姻歴など。見合いの申し込み回数といった活動記録も含む。 小林教授は、学歴や身長などで同じような条件の人を年齢別に、結婚できた割合を分析。その結果、10歳年を取ると、結婚のチャンスは女性は0・55倍、男性は0・63倍になった。 また、男性は大学教育を受けていると、結婚のチャンスは1・38倍に上昇。身長が10センチ高いと1・25倍、年収が
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