第216回:4Mピクセル越えの縦型コンパクトDV IXY DV M5 〜 高画素化、サイズ拡大で感度2倍の新CCD搭載モデル 〜 ■ ビデオカメラもついに4Mへ CCDの画素がいっぱいあるほうがいいのだという、いわゆる「メガピクセル」ブームは、1CCDのメリットをどのように生かすかという方向性を模索したのち、高解像度の静止画機能へと進化していった。当時としては1M〜2M程度でも十分競争力があったのだが、もはやデジカメのほうが4Mピクセル当たり前の世界にまで来るに至って、ビデオカメラの高画素化も最近は息切れ気味のように見える。 そんな中にありながら、キヤノンは地道に高画素化に取り組んで、ついに「IXY DV M5」では1CCDビデオカメラ初の4Mピクセルに到達した。現行モデルを見回してみると、4Mピクセル越えを謳っているのは、他に3CCDのパナソニック「NV-GS400K」しかな