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本に関するishiducaのブックマーク (13)

  • 【あとがきたちよみ】 清塚邦彦 著『絵画の哲学 絵とは何か、絵を見る経験とは何なのか』 - けいそうビブリオフィル

    あとがき、はしがき、はじめに、おわりに、解説などのページをご紹介します。気軽にページをめくる感覚で、ぜひの雰囲気を感じてください。目次などの概要は「書誌情報」からもご覧いただけます。 清塚邦彦 著 『絵画の哲学 絵とは何か、絵を見る経験とは何なのか』 →〈「序論 予備的な考察」(pdfファイルへのリンク)〉 →〈目次・書誌情報・オンライン書店へのリンクはこちら〉 *サンプル画像はクリックで拡大します。「序論」文はサンプル画像の下に続いています。 序論 予備的な考察 絵とは何かという問いについては、改めて探究するまでもなく、ある意味ではすでに誰もが答えを知っている。すなわち、物体の平らな表面に彩色や線描を施すことで、様々な事物の姿を見えるようにしてくれたもの、それが絵であると。とはいえ、この答えは、問いの終着点であるよりも、むしろ新たな出発点なのである。 私たちは絵のもとに様々な事物の姿

    【あとがきたちよみ】 清塚邦彦 著『絵画の哲学 絵とは何か、絵を見る経験とは何なのか』 - けいそうビブリオフィル
  • 読書感想文「2020年代のまちづくり: 震災復興から地方創生へ、オリンピックからアフターコロナへ」 宇野常寛 (編集), 井上岳一 (著), 加藤優一 (著), & 18 その他 - ウチダカズヒロのブログ

    なぜ、サブカル批評、現代文化論の宇野は、政治や地域社会を論ずるを作り続けるのか。 このは、2011年の東日大震災、2020年前後の新型コロナウィルス感染症の社会経済情勢の受け、東京や地方の「まちづくり」を考えたものだ。もっとも、下敷きとして1995年の阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件があり、さらに言えば、1985年に豊田商事会長刺殺事件、日航空123便墜落事故、G5のプラザ合意があった。この間、モノを作り、モノを売る商売が変容していった。カタチあるモノを生み出すことや、価値ある商品を送り届けることがどんどん変わっていった。 その要因の一つは、情報通信革命である。これにより、モノの価値は、すべて比較対照が可能になり、フラット化した。購入時によほど特別な体験を提供できない限り百貨店だろうが量販店だろうが、画面上であろうが、Aという商品はAである。もう一つは、金融である。モノを作り出せた

    読書感想文「2020年代のまちづくり: 震災復興から地方創生へ、オリンピックからアフターコロナへ」 宇野常寛 (編集), 井上岳一 (著), 加藤優一 (著), & 18 その他 - ウチダカズヒロのブログ
    ishiduca
    ishiduca 2024/03/18
    実は少子高齢化は問題ではなかったし、地方分権制度改革もそのことは手段でも目的でもなかった。この30年、イシューの設定が違っていたのだ。金融と財政の両方をシュリンクさせていたのだ。もっとも財政の緊縮主義...
  • 本・中川

  • コクヨ、「本に寄り添う文鎮」 分厚い本を開いたままに

    コクヨ、「本に寄り添う文鎮」 分厚い本を開いたままに
  • 永井みみ「ミシンと金魚」 | レティシア書房 - 古書・ミニプレス&ギャラリー

    ishiduca
    ishiduca 2023/05/13
    「花はきれいで、今日は、死ぬ日だ」
  • 「ネガティブ・ケイパビリティ」 - 放心流

    ishiduca
    ishiduca 2022/08/09
    ネガティブ・ケイパビリティ答えの出ない事態に耐える力
  • 横道誠「イスタンブールで青に溺れる」 | レティシア書房 - 古書・ミニプレス&ギャラリー

    著者は京都府立大学文学部准教授。ドイツ文学の専門家です。彼がヨーロッパ、アジアを巡った時の印象を綴ったのが書「イスタンブールで青に溺れる」(古書/1400円)なのですが、普通の旅とは違うのです。 「四十歳になった年、発達障害の診断を受けた。診断を受けなければ、人生の最後の瞬間まで『ああ横道誠さん?ちょっと変わった人でしたよね』というあたりで終わったかもしれないのに、診断を受けて障害の当事者だということがはっきりし、困惑がないと言えば嘘になる。」とあとがきに書いています。 ASD(自閉スペクトラム症)と ADHD(注意欠如・多動症)とを併発した文学研究者が、一人で世界を旅して、何を見て、何を考えたかを記録したものなのです。 「ウィーンで僕は、毎日のように屋台のシュニッツェルをべた。」シュニッツェルは、牛カツ、豚カツ、鶏カツのことです。それを「すっかり飽きてしまうまで、毎日できるだけ同じも

    ishiduca
    ishiduca 2022/07/17
    ASD(自閉スペクトラム症)と ADHD(注意欠如・多動症)とを併発した文学研究者が、一人で世界を旅して、何を見て、何を考えたかを記録したものなのです。
  • 読書感想文「思いがけず利他」中島岳志 (著) - ウチダカズヒロのブログ

    意思や欲ではなく,どうしようもなく手が動き体を動き,モノを言いだしてしまう情動。これこそ利他の根っ子である。 大きな厄災の後,我々は我が身を顧みる。大きな災害,経済危機,そしてパンデミック。みんなが皆んな,いま,薄々気づきながらやっているのだ。これを機に考えを改めないといかんと思ってこれまでと少し違うことをやり始めているのだ。だからこそ,いま,他人のためになることをせっせとしていることの構造を解いたこのに,意味がある。 以前なら「世のため人のため」と呼んでいた「他人のために身を挺すること」への正当性を与えてくれるこのは,新自由主義の終焉とともに寄る方なく孤児のような我々に,「つい」,「ふと」,「たまさか」,「おもいがけず」,「どうしようもなく」他人のために動いちゃってもイイのだ,と言ってくれている。 善行とは胡散臭く,怪しく,訝しい。だから,こんなこと,やっちゃってイイの?と躊躇するの

    読書感想文「思いがけず利他」中島岳志 (著) - ウチダカズヒロのブログ
  • 犬は歌わないけれど - Life and Pages

    「『毒にも薬にもならない人畜無害の歌ばかり書いて』と自分はこれまで幾度も揶揄されてきた。だが、あえて言葉を返すのなら、皮肉ではなく事実として、何者も傷つけない無害の歌を書くなど、来は途方もなく難しいことだ。」 いまだにTV局の玄関先で入館許可証の提示を求められるという、いきものがかりのリーダーは憤っている。いや、それほどでもないのかも知れないけれど。彼の志は高く、「泰然と、ただそこに在ることで、多くの人々の心に寄り添うことりできる桜のような歌をいつかかけないか」と願っている。彼が目指す高みは遙か彼方かもしれないが、しっかりとした目標を持って進んでいることがすごい。このを読むと、彼の考えの深さが行間からあふれてくる。 音楽を作る人は、ストーリーテラーなのだと思う。水野君は祖母が残した手帳から、母から自分へ、そして自分の子どもへと続く物語を見いだす。父親が撮った写真から、幼い自分へ向けられ

    犬は歌わないけれど - Life and Pages
    ishiduca
    ishiduca 2021/12/25
    『毒にも薬にもならない人畜無害の歌ばかり書いて』と自分はこれまで幾度も揶揄されてきた。だが、あえて言葉を返すのなら、皮肉ではなく事実として、何者も傷つけない無害の歌を書くなど、本来は途方もなく難しい...
  • 【スゴ本】ダイナソー・ブルース - NullPointer's

    ダイナソー・ブルース: 恐竜絶滅の謎と科学者たちの戦い 作者:尾上 哲治閑人堂Amazon 巨大隕石衝突による恐竜絶滅説、いいですよね。恐竜という巨大生物はただその存在だけでも十分に魅力的なのに、劇的すぎるラストシーンがコンテンツを完璧なものに仕上げている。 6500万年前、陸・海・空を我が物顔で闊歩し地球を支配していた恐竜たちは天から降って来た巨大な隕石の衝突によって一夜にして滅びました。隕石の衝突で巻き上げられたチリは太陽の光を遮り、世界を闇に包みました。植物は枯れ、全ての命が死に絶えたかに思われました。しかし、命は消えていませんでした。やがて世界に光が戻り、生き残った哺乳類たちは支配者のいなくなった大地へと足を踏み出しました。ここに新たな時代が幕を開けたのです。それは我々人類の時代へと続く道なのでした。 なんという完璧すぎるご都合主義ストーリー。しかし、これは科学が暴き出した事実なの

    【スゴ本】ダイナソー・ブルース - NullPointer's
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    ishiduca 2021/11/02
    隕石衝突による恐竜絶滅説。それを否定するもの、異なる説を提唱するもの、誤った説を提唱し全てを失ったもの、一足遅れて栄光を手にできなかったもの。隕石衝突説に翻弄された科学者達の生き様を描き出した。
  • 傘のさし方がわからない - Life and Pages

    このタイトルはどういう意味なのだろうと思ってページを開くと、その話から始まった。雨の中、傘を差し掛けながらお母さんの車椅子を押す作者。途中、ケータイの所在を確認しようと、ちょっともっててと母に傘を渡す。無事に確認できて、傘を受け取ろうとすると母はそこにいない。手にした傘が強風に煽られて、離れていく! なんとか無事に母と傘に追いつき、なんでそんなに傘のさし方が下手なのか、と母に言うと、母から返ってきた言葉が、こののタイトルだった。母曰く、車椅子に乗るようになってから、片手で何かを持ちながら進むということができなくなった、と。こえした、言われて見毛羽、なるほどとか、へーとなる発見がこのには多い。日々の暮らしを見つめる眼の解像度が高い、というか、センサーが敏感なのだ。作家というのはすごいものだ。 このは、昨年、岸田さんが書いたの続編。日記と合わせると三冊目のだ。前作では文章で笑わせる才

    傘のさし方がわからない - Life and Pages
    ishiduca
    ishiduca 2021/10/19
    日常の中の違和感、小さいけれど、実はとても大きなバリアだったり、不条理だったりを発見する...「差別は姿かたちをジワジワ変えて、いまもわたしのすぐそばにいる...わたしは『思いこみ』と読んでいる。」#岸田奈美
  • あの「魔法」にもういちど触れたい!『シェフたちのコロナ禍』 - HONZ

    昔から家で酒は飲まない。宅飲みを愛する人も多いが、自分の場合は家で飲んでも楽しめないのである。楽しく酔えればどこで飲もうと関係ないのだろうが、幸か不幸かアルコールには強い体質だ。だから家だと延々飲み続けることになる。だったら家で飲むのは別にお茶でいいじゃないかと思ってしまうのだ。 外で酒を飲む理由はただひとつ。会いたい人に会うためである。 といっても人目をしのぶ密会などではない。好きな店の料理人やスタッフの顔を見に行くのだ。仕事帰りに立ち寄るお気に入りの店がいくつもある。一日の終わりにそうした店で過ごす時間はかけがえのないものだ。そんな大切な時間が失われて、もうずいぶんたつ。 書は、東京で初めての緊急事態宣言が出された際に、料理人たちが未経験の事態とどう向き合ったかをまとめたものだ。ご存知のように緊急事態宣言はその後何度も繰り返されている。「いまさら最初の緊急事態宣言の時の話なんて読む意

    あの「魔法」にもういちど触れたい!『シェフたちのコロナ禍』 - HONZ
    ishiduca
    ishiduca 2021/08/15
  • 『ドイツ亭』アネッテ・ヘス|ホロコーストの風化を阻止した歴史的裁判 - ボヘミアの海岸線

    かつて、ドイツ国民の多くがホロコーストや絶滅収容所を知らず、過去を見ないようにしようとする時代があった。 現代ドイツでは、国民は皆、ナチとホロコーストの歴史を学び、ホロコースト否定やナチ礼賛は犯罪と見なされる。 この姿勢から、ドイツは過去と向き合う国家だ、との印象があるが、こうなるまでのドイツは戦後20年近く、うやむやのままに過去を水に流そうとしていた。 『ドイツ亭』は、ドイツ国民にホロコーストと絶滅収容所を知らしめた歴史的な裁判、1960年代の「アウシュビッツ裁判」を描く。 なにが歴史的なのかといえば、ドイツ人がみずからの手でナチ犯罪を裁いた最初の裁判で、ドイツ歴史観や司法に決定的な影響を与えた裁判だからだ。この裁判なくして現代ドイツはありえない、といっても過言ではない。 舞台は、第二次世界大戦から20年近くが経った、1960年代ドイツ。 町の小さな堂の娘エーファが、偶然のなりゆきで

    『ドイツ亭』アネッテ・ヘス|ホロコーストの風化を阻止した歴史的裁判 - ボヘミアの海岸線
    ishiduca
    ishiduca 2021/06/21
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