これまでずっとワケありな暗さを引きずってきた千早の伏線回収回。と、おもいきや何だか春香回だったような気がしないでもない「アイドルマスター」の第20話。 週刊誌の報道は事実だと認め、弟のために歌い続けてきた自分の存在すら否定して閉じこもってしまう千早。 そんな千早を何とかできるのは両親でもなくプロデューサーでもなく、あまりにもお節介すぎる春香しかいない。陰と陽でなかなか良いコンビだと思うが、これまでは春香からの一方通行。事務所の皆で作った新曲の詞、そして弟が好きだったのは千早の歌ではなく、笑顔で歌う千早だったのだということを思い出させてくれた弟の絵。これでようやく閉ざされていた千早の心の扉が開いた。 千早が戻ってめでたしめでたしで終わらせずに、ステージで歌い出すことが出来ない千早のソロに全員が応援に立つというダメ押し。エンディングの千早ソロの「約束」でつなぐ演出は、まるでステージのアンコール