第3四半期の決算発表シーズンが終わったが、今回は、家庭用ゲームソフト大手6社の第3四半期(2014年4~12月期)をまとめておこう。本業の儲けを示す営業利益が前年同期を上回ったのは6社中、5社だった。 前年同期(2013年4~12月期)で増益となったのは6社中、3社にとどまったことを考えると、全体的には良好な状況であったといえるだろう(持株会社は、社名から「ホールディングス」は省略もしくはHDとした)。 (注1)コナミはSEC基準のため、経常利益はない。 (注2)前期比で%表記のないものは前期実績である。 (注3)△は赤字であることを示す。 今回最も好調だったのは、営業利益が90%増と驚異的な伸びを達成したスクウェア・エニックスだろう。スマートフォンアプリがアプリストアの売上ランキングの上位に複数入っているだけでなく、『戦国IXA』や『ファイナルファンタジーXIV』と『ドラゴンクエストX』