この世界の「外部」について考える 「世界の揺らし方」を実験する ”生命のような建築”とは何か? アルゴリズム的には書けない「可能世界」 特異点にこそ普遍性が認められる 「自分もまた,シミュレーション世界の住人なのか?」 池上高志 プロフィール この世界の「外部」について考える ──池上さんには,先日の「可能世界空間論」展をご覧いただきましたが,その際,あの展覧会で披露されていたような「可能世界」なるものと,池上さんご自身が常々お考えになっている「可能世界」には,やや隔たりがあるとおっしゃっていたように記憶しています.今日は,「可能世界」という切り口からメタバースについてお話をうかがえたらと思います. 池上:可能世界というときに,まず最初に僕が考えるのは,そこにはある種「世界一元論的」な観念がベースになくてはいけないということ.ある世界の中から抜け出て,自分のいる世界をその外側から俯瞰するこ
InterCommunication No.12 1995 Feature: e-TEXT ハイパーメディア社会における自己・視線・権力 浅田彰 大澤真幸 柄谷行人 黒崎政男 SUMMARY GO CONTENTS GO MAGAZINE & BOOKS PAGE 電子メディア的変容 コンピュータと超パノプティコン 「おぞましい客観性」 リアリティの転回 情報資本主義と著作権 共通の暗黙知とコモン・ノレッジ ネットワークと共同著者性 グローバルとローカル 電子メディアと直接民主制 情報資本主義と神の眼 「物自体」とフレーム問題 電子メディア的変容 浅田――1992年4月にICC(InterCommunication Center)の機関誌として本誌を創刊 して,この12号は3周年記念号にあたります.そこで今日は,本誌が追求してきたメ ディアやコミュニケーションといったテーマに関して改めて広
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