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やおいに関するmassunnkのブックマーク (12)

  • 穴と棒の神話から離れて。たとえばドレッシングという陶酔 - hybrid monster konekola

    平井堅の歌世界に見る関係性萌えという話をしたとき、BLにその可能性があるのかもしれないと思って言及した私ですが、実はBL未体験でした。はい、知らずにものを言いました。すみません。今回勧められて水城せとなの『窮鼠はチーズの夢を見る』『俎上の鯉は二度跳ねる』(小学館)という連作を読んでみました。さらに堀あきこの『欲望のコード マンガにみるセクシュアリティの男女差』(臨川書店)という論文も読んでみたよ。 まず素朴に『窮鼠はチーズの夢を見る』『俎上の鯉は二度跳ねる』の感想から。 端的にいえば、ノンケな男がゲイの男から同性愛という陶冶を受けて恋愛(関係性)を学ぶというビルドゥングスロマンである。と言えるでしょうか。予想どおり、異性愛/同性愛という亀裂のせいで、主人公たちの間の懸隔は大きく、それを超えるためのコミュニケーションが複雑に大展開されます。そして、絶対に埋まらない距離感に絶望し、しかし絶望自

    穴と棒の神話から離れて。たとえばドレッシングという陶酔 - hybrid monster konekola
  • 『欲望のコード マンガにみるセクシュアリティの男女差』を読む - ohnosakiko’s blog

    欲望のコード―マンガにみるセクシュアリティの男女差 (ビジュアル文化シリーズ) 作者: 堀あきこ出版社/メーカー: 臨川書店発売日: 2009/06/01メディア: 単行購入: 5人 クリック: 194回この商品を含むブログ (13件) を見る こちらのコメントの最後でもちょっと触れたが、レディコミ、TL(ティーンズ・ラブ)、ヤオイ(男性の同性愛恋愛を扱ったコミックの総称として、二次創作作品「やおい」と区別して表記)についての分析を通じて、女性のセクシュアリティ、性欲のあり方を論じている。つい最近出たばかりの。先ほど読了。 以下、出版社のHPの紹介より。 日において、女性のための性を描いた恋愛コミックは、一市場を築く商品ジャンルとして確立している。稿はこれら〈性的表現を含む女性向けコミック〉の比較分析を通し、メディアの受け手である現代女性がどのような作品を望んでいるのか、また、どの

    『欲望のコード マンガにみるセクシュアリティの男女差』を読む - ohnosakiko’s blog
  • http://yaplog.jp/mangaf/archive/479

    http://yaplog.jp/mangaf/archive/479
  • 元増田ですが、ナチュラルボーン腐女子ってなんかすげー

    massunnk
    massunnk 2007/07/24
    「魂の叫び」がないというか「抵抗」あるいは「葛藤」がないんだよナチュラルボーン腐女子は、すなわち「性関係」、「対幻想」に関しての抵抗、葛藤がね
  • 「悪い思い出は、忘れちゃいけない!」…『腐女子マンガ大系』への疑問 - さかさまつげ

    腐女子マンガ大系』は、「マンガ」が大学などでの研究対象として定着してきたことの、おそらく成果と言っていいのだと思う。アカデミズムのいち領域としての「マンガ学」をふまえての企画、ということ。 その上で、このの場合は、何しろあつかうのが「やおい」だから、社会学(フェミニズム)にも通じていて、なおかつ自分自身も腐女子(腐男子)な、30代中心の比較的若い論者が多いみたい。 腐女子の立場を大事にしつつ、新しい世代の論者が、マンガ学と社会学の知見を用いてやおいを肯定的に語る、という感じかな。いわば、アカデミズム版『オタク女子研究』というわけですね。上野・香山と、ハク付けもばっちりである。 その趣旨には賛成するし、また、そのメッセージが充分読み手に届くになっているんじゃないか、という気もするのだが、個人的には、少なからず違和感も感じている。それを言葉にしておこうと思う。 違和感の直接の原因は、や

  • 斎藤環,2006,『生き延びるためのラカン』,バジリコ. - 現代若者研究メモ

    男女の非対称性を示す例として、僕がよく挙げるのが、「おたく」と「やおい」の存在だ。解説は不要と思うけど、念のために簡単に説明しておこう。「おたく」というのは、主に成人のアニメファン、ゲームファンを指している。彼らが好きなものを細かく見るなら、ほかにもアイドルとかパソコンとか鉄道とかいろいろあるけれども、そちらはひとまず措くとしよう。アニメやゲーム、つまり来は子供のための娯楽を、大人になってからも愛好し続けること。さらに言えば、アニメなどに出てくる虚構のキャラクターを性愛の対象にすること。もっと身も蓋もなく言えば、そのキャラクターのイメージで自慰行為ができること、これが僕なりにリサーチした「おたく」のイメージだ(詳しくは『戦闘美少女の精神分析』太田出版)。 こうした「おたく」のイメージは、「やおい」にも当てはまる。ただし、「おたく」は男に多いから、当然愛好するキャラクターも美少女キャラが多

    斎藤環,2006,『生き延びるためのラカン』,バジリコ. - 現代若者研究メモ
  • 眼差しは見られるのです 精神分析が群がる「少女」たち - HODGE'S PARROT

    aburaxさんという方が、 「ボーイズラブ」にはまる「少女」たち という記事で僕の「やおい」に関するエントリーを引用してトラックバックをくれたそうなので、そのエントリーをまとめておきたい。というのも「「やおい」は異性愛の症候である」が最近ブックマークされたが、これは、実は、続きもののエントリーの一部であって、「言いたいこと」はこれだけじゃないんだな、という気がするからだ(それと僕は「倒錯」という言葉は、「他人」に対して使う場合、それは「差別語」=人権侵害だと認識していることをあえて付け加えておきたい)。 以下にその関連エントリーをまとめて転載する。 ■異性愛の特権的シニフィアン、つまり異性愛(者)の喜劇=やおい 精神分析は何をしたというのか。何よりも、フロイトは何をしたというのか。小さい秘密を公のものとし、それを公然の秘密とする医学的手段《つまり、精神分析のオイディプス概念》を見いだすこ

    眼差しは見られるのです 精神分析が群がる「少女」たち - HODGE'S PARROT
  • 小島アジコ『となりの801ちゃん』

    小島アジコ『となりの801ちゃん』 ぼくのリアル身近には「腐女子」がいない(except隠れ腐女子)。知っているのはネット上の腐女子のみなさんばかりだ。なので、腐女子がリアル生活においてどんな生態、思考様式をしているのかは、想像するしかない。 以前、杉浦由美子の『オタク女子研究 腐女子思想大系』について感想を書いたことがあるけど、どうもネットレビューをみるととりわけ同じ陣営にいるはずの腐女子たちから集中砲火をあびている。 アマゾンのレビューをみれば集中砲火のおおよその主張はわかるが、反論側の正確な腐女子像というものがあってそこからのズレや誤りを指摘するというものではない。誤記などをのぞけば、せいぜい「思想大系とか研究とかいうけどこれはエッセイである」「腐女子の一断面、あるいは一類型にすぎない」という「批判」であり、それはまあそうなのかなと思うし、そういうものと思えばそんなに目くじらたてんで

  • 杉浦由美子『腐女子化する世界』 - Blog: Sato Site on the Web Side

    以前から気になっていて、昨日購入。帯にはこうある。 女たちは「自分探し」に飽き、「自分忘れ」に走り出した! ちょっとドキッとなる。「自分忘れ」とは。なるほど文中には例えばこうある。 「現実離れした物語は、家庭に入って社会に参加していない女性が嗜好するという感想が[酒井順子と斉藤環『「性愛」格差論』では]述べられているわけであるが、実際には、働く女性たちこそが現実離れした物語を好む。「物語」には、自分が入らないことが肝心なのだ。自分が入ってくる限りは「現実の私」から離れることができない。腐女子たちが求めるのは現実とは違う「異次元」としての「物語」である」 「自分探し」というもの、あるいは自己実現とか、それに伴うだろう社会的実現であるとかがもうあまり意味をなさない。そんな社会の「現実」の中で、現実に即した物語など求めたいと思うはずがない。むしろ現実の自分を忘れることのできる「異次元」を求める

    杉浦由美子『腐女子化する世界』 - Blog: Sato Site on the Web Side
  • 男性が描く百合 - ピアノ・ファイア

    BL作品なんて今まで数える程度しか読んでないんですが、「やおい」も含めたこのジャンルに対する個人的雑感をば。 なぜ同性愛を描こうとするのは、BLであってもGLであっても女性なのか。 逆に、男性が同性愛を描くことについて。 男性の描く男色作品について考えるのは容易いでしょう。万国の古典や日文学にも前例があるくらいですからね。由緒正しいジャンルなわけです。気になるのは「逆の性の同性愛を描く」ということについてです。 男性が描く百合というのは、ぼくが知る限り「魅力的な男性なんか描きたくない(描けない)」という、男性キャラの否定や作者の技術的な欠落などから発生してきたはずです。そこに恣意的な「同性愛性」は(僅かに後付けされるのみで──それも「背徳感」という、ありがちなエロティシズムでしかない──)無かったと思います。 男性作家にとって「百合」というジャンルのレベル(思想性、と言ってもよい)がかな

    男性が描く百合 - ピアノ・ファイア
    massunnk
    massunnk 2006/09/08
    男根のあるなしの問題かなぁ…
  • 愛の非対称、対等を志向するヘテロ/よしながふみとやおい論1 - 自然な渋滞

    はじめに 私は去年一昨年ごろからよしながふみ先生をリスペクトし始め、東によしながさんがいるとあらば買い、西によしながさんがいるとあらば集めを繰り返してよしなが作品をBLを含め(ってこの人殆どそうだけど)ほぼ集め、とうとう同人誌にまで手を出してしまいました。主にヤフオクで。始まった、私の乙女ロード〜第1章〜 全13章のうち第1章までしか知らないので、相当無謀なことだと思っていますが、これからよしながふみ作品と、やおい・ボーイズラブについてかなりつっ込んだことを書きたいと思っています。現在プロとして活躍している作家の同人誌を引き合いに出して論じるというのは、ある意味反則ごとかもしれません。特に同人時代からのファンの方は、いいからほっといてよと、私の論に関してネガティヴな意見を持つかもしれません。それでも私はいちよしながファンとして彼女の作品がより深く読まれることを期待して、ホントは外からの反発

    愛の非対称、対等を志向するヘテロ/よしながふみとやおい論1 - 自然な渋滞
  • はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました - はてなの告知

    はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。 はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて - はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記 はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28

    はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました - はてなの告知
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