@igaris 将来的に無限回の計算ができるコンピューターが開発されて、数学の全ての命題の証明可能性に決着がつく日は来るのだろうか。 2009-12-11 17:46:21
@igaris 将来的に無限回の計算ができるコンピューターが開発されて、数学の全ての命題の証明可能性に決着がつく日は来るのだろうか。 2009-12-11 17:46:21
芥川賞作家であり学生時代の悪友でもある平野啓一郎の短編集の新著『滴り落ちる時計たちの波紋』が刊行された。 ざっと読み終えてみての感想は、スタニスワフ・レムが「ソラリスの陽のもとに」のような硬派SFから「虚数」のようなジョークすれすれの衒学趣味へと傾倒していったように、エクリチュール芸術としての文学の方法論的な限界を試すことが、前作の「高瀬川」以降、平野の目下の関心事であるらしい。アバンギャルドな形式それ自体の挑発的性格から、巷の読者の間で賛否両論を巻き起こしているであろうことは容易に想像されよう。しかし私自身はと言えば、これらの作品群を以て文学史ポートフォリオにおけるどの座標を取りにいくかという長期的な視座に基づいた平野の戦略を、極めて肯定的に解釈・評価している。 中でも本刊に収録されている『バベルのコンピューター』は、ドキュメンタリー調メタフィクション(すでにして重層的な矛盾!)として秀
NTTと東京工業大学は7月27日、半導体加工技術を用い「電荷量子ビット」を集積化し、複数種の2量子ビット演算が可能な「多機能量子演算素子」の開発に成功したことを発表した。 従来、2量子ビット演算を行うためには、何らかの相互作用で2つの量子ビットを結合する必要があり、それらは1素子で1種類の演算しか実現されていなかった。今回は、1つの素子で「制御反転演算」や「交換演算」などの複数の機能的な2量子ビット演算をそれぞれ1ステップで実現する多機能量子演算素子の開発に成功したものとなっている。 「多機能量子演算素子」の電子顕微鏡写真(半導体表面に作製された微細なゲート電極に電圧を印加することにより、4つの量子箱を形成することができる。上側の2つの量子箱は第1量子ビット、下の2つの量子箱は第2量子ビットとして機能し、右上の電極に矩形電圧パルスを印加することで、二量子ビット演算を実現した) "制御反転演
なぜコンピューターは2進法を採用しているのでしょうか。 よく「2進法はONとOFFだけなので、実際に電気回路を作るのが簡単だから」という説明が為されています。 でも、電気にはプラスとマイナスがあるのだから、 プラス、マイナス、ゼロの3つを使った3進法の方が、ひょっとしたら効率的ってことはないですかね。 ※以下、最初の説明はいきなり2状態のランプを前提としてスタートします。 この考えは、2状態素子による電子回路での最適は何か、ということにはあてはまるのですが、 最初から3状態以上の素子があったとしたら、という疑問には答えていません。(1/5追記) 実は、2進法には数学的な根拠があります。 最も数少ない部品で数字を表すことができるのは「e進法=2.71828・・・進法」だからです。 「点灯するか、消灯するか」の2状態しかないランプを使って、数字を表すことを考えてみましょう。 例えば999までの
量子バイトを実現――量子コンピューティングへの大きな一歩 2005年12月 5日 コメント: トラックバック (0) Robert Strohmeyer 2005年12月05日 量子コンピューティングのことを覚えているだろうか? 1990年代後半、量子物理学の世界は「絡み合い」や「重ね合わせ」といった量子の状態を扱うコンピューターの開発が可能だという考えに沸き立った。量子コンピューターは、従来のパソコンよりも飛躍的に処理能力が向上すると期待されているが、この数年間は開発に大きな進展がなく、騒ぎもいくぶん収まっていた。 ところが、オーストリア、インスブルック大学量子光学量子情報研究所は11月30日(現地時間)、2人の研究員が量子バイト(キューバイト)を作り出すことに成功したと発表した。 8個のカルシウムイオンからなるこのキューバイトは、従来型コンピューターの処理単位である8ビットのバイトに相
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