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物語に関するornithのブックマーク (47)

  • 脚本家にとってのバイブル──『ストーリー ロバート・マッキーが教える物語の基本と原則』 - 基本読書

    ストーリー ロバート・マッキーが教える物語の基と原則 作者: ロバート・マッキー,堺三保,越前敏弥出版社/メーカー: フィルムアート社発売日: 2018/12/20メディア: 単行この商品を含むブログを見る世界的に有名な脚講師であるロバート・マッキーの代表作がこの『ストーリー ロバート・マッキーが教える物語の基と原則』であるようだ。ハリウッドなどでもとりあえず読んでけとしてバイブルのように扱われているようで、書の解説も最近オリジナルな短編SF映画制作資金としてクラウドファンディングで2000万以上を集め、米国に渡って準備していた堺三保さんが担当している。僕も、この翻訳版が出る前から編集者など、複数人が書について語っているのをみていたので、ようやく読めるようになってとても嬉しい(原書は1997年だから、20年以上経ってる)。 で、肝心の内容だけれども、”バイブル”と言われるにふさ

    脚本家にとってのバイブル──『ストーリー ロバート・マッキーが教える物語の基本と原則』 - 基本読書
    ornith
    ornith 2018/12/30
    “相違のための相違を求めるのは、商業主義に黙従するのと同じくらいむなしい。自分が信じるものだけを書くべきだ”
  • 高度に発達した科学は音楽と見分けがつかない『零號琴』: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる

    一気に読んだ。最初は座っていたのだが、そのうち立ち上がり、ぐるぐるして、最後は叫びっぱなしだった。 何を見ても何かを思い出す これは、エヴァとゴレンジャーとプリキュアのパロディであり、ナウシカとシンゴジとシンフォギアのリスペクトであり、どれみとどろろとまどマギの同人であり、火の鳥と寄生獣と日沈没のオマージュである。ただし、どれも知らなくても無問題だ(後で説明する)。 これ、好きな人ならいくらでも幻視できる怪物で、どこを読んでも、何を切り取っても、どこかで観た・読んだ過去の作品とつながり、思い出し、いま目の前で進行する美麗で壮大で禍々しくもバカバカしい物語にオーバーラップする。 拡張現実から拡張虚構へ どっぷり漬かりながら、ふと気づく。これ、小説でARを実現した人類最初の作品ではないかと。AR、つまり拡張現実(Augmented Reality)をテーマにしたというのではなく、この怪作を読

    高度に発達した科学は音楽と見分けがつかない『零號琴』: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
    ornith
    ornith 2018/12/13
    “これは、エヴァとゴレンジャーとプリキュアのパロディであり、ナウシカとシンゴジとシンフォギアのリスペクトであり、どれみとどろろとまどマギの同人であり、火の鳥と寄生獣と日本沈没のオマージュである”
  • 異世界からの”帰還後に”苦悩を抱き続ける少女たち──『不思議の国の少女たち』 - 基本読書

    不思議の国の少女たち (創元推理文庫) 作者: ショーニン・マグワイア,原島文世出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2018/10/31メディア: 文庫この商品を含むブログを見る『不思議の国の少女たち』とは不思議な題名だが、読み始めてすぐに納得がいった。これは「不思議の国」や「ナルニア国」といったファンタジックな世界から”帰還した後”の少年少女たちが集まる全寮制の学校での物語なのだ。子供たちは異世界で大冒険を成し遂げた後、さまざまな理由によって元の世界へと帰還する。そして、その時の経験を大人たちに語るが、まずもってその内容が正しく理解されることはない。 大人からすればそれは子供にありがちな幻想的な誇大妄想、あるいは何らかの理由によって家出した時の、精神的トラウマによるショック症状にしか捉えられないからだ。そうした子供たちを救うために、学校は存在する。『入学するかもしれない子どもたちにと

    異世界からの”帰還後に”苦悩を抱き続ける少女たち──『不思議の国の少女たち』 - 基本読書
    ornith
    ornith 2018/11/13
    「行って、帰ってきた子たちの物語」の一言で強く興味を惹かれた。
  • 物欲を掻き立てられるモノやコトには物語がある|トバログ的

    僕らが何気なく買い物をするモノや、体験したくなるコト。「あ、これ良いな。」と思わせてくれるモノやコトには、必ず物語が存在しているというはなし。「どうしたらブログの記事は面白く(エモーショナルかつエキサイティング的な意図)モノやコトを紹介できるのか」を考えたときに、なんとなく自分の中で腑に落ちた法則なので、日記というわけではないけど「トバログ的」で綴っておこう。 モノでもコトでも、人の心が動くときには、なにかの物語があると思う。その物語の伝わり方は3つのタイプがあると思っていて、1つ目は「企業が打ち出す物語」、2つ目は「自分が過去に感じた物語(思い出)」、3つ目は「第三者から教わる物語」だ。何を言ってるか分からないと思うので、それぞれを説明してみる。 まず1つ目の物語は、モノやコトのマーケティングやブランディングによる企業側からの意図した発信で伝わる物語。ガジェットならスペックとか、旅行なら

    物欲を掻き立てられるモノやコトには物語がある|トバログ的
    ornith
    ornith 2018/09/12
    “自分の体験からくる物語をいかにリアルに伝えられるかで、面白さと熱量が感じられる魂のこもった記事になる”
  • クトゥルー神話って日本でどう広まったの?『デモンベイン』が安心感を与え、現代怪奇としての『クトゥルフ神話TRPG』がニコニコ動画にマッチし、『ニャル子さん』がブーストさせた【インタビュー:森瀬繚】

    2017年でクトゥルー神話は誕生100周年を迎えた。ハワード・フィリップス・ラヴクラフトの作品に始まったその世界は、彼と彼の友人を繋ぐコミュニケーションツールとして広がり、やがてその世界は神話となった。 (画像はH. P. Lovecraft – Wikipedia より) こと日では、アナログゲーム『クトゥルフ神話TRPG』や、テレビアニメ『這いよれ!ニャル子さん』の影響が大きく、クトゥルー神話自体には詳しくなくとも、「SAN値」というワード、あるいは「ニャルラトホテプ」といった名前などを一度は耳にしたことがあるのではないだろうか。 (画像はクトゥルフ神話 TRPG (ログインテーブルトークRPGシリーズ)、這いよれ! ニャル子さん (GA文庫)|Amazonより) また人気のスマホアプリ『Fate/Grand Order』では、2017年11月からクトゥルー神話ネタが登場している。そ

    クトゥルー神話って日本でどう広まったの?『デモンベイン』が安心感を与え、現代怪奇としての『クトゥルフ神話TRPG』がニコニコ動画にマッチし、『ニャル子さん』がブーストさせた【インタビュー:森瀬繚】
  • 「歴史に学ぶくらいならワンピースを」日本史学者・呉座勇一の警告

    学会で相手にされない陰謀論 そんなに資料はない能寺の変 太平洋戦争での奇襲多用につながってしまった「歴史の物語化」 「能寺の変」や「関ケ原の戦い」などを巡り、世にはびこる様々な陰謀論や俗説を、専門家の視点から“ガチ検証”した『陰謀の日中世史』(角川新書)が11万部のベストセラーになっている。著者で日史学者の呉座勇一さんは「歴史『を』ではなく、歴史『に』学ぶのは危険」と訴えます。「『物語』が欲しいなら、ワンピーススラムダンクを読んで」とも。呉座さんが恐れる歴史の学び方とは?(朝日新聞文化くらし報道部記者・高久潤) 学会で相手にされない陰謀論 ――武士政治の表舞台に出てくる保元の乱を皮切りに、織田信長が死去する能寺の変、そして関ケ原の戦いと、誰もが聞いたことがある中世の歴史を「陰謀」という切り口で考えたのはなぜですか 「能寺の変に黒幕がいた、坂龍馬暗殺に黒幕がいた、といった『

    「歴史に学ぶくらいならワンピースを」日本史学者・呉座勇一の警告
    ornith
    ornith 2018/08/06
    わかりやすい「物語」を基準にしてしまうこと、それを結論と決めつけてしまうことの怖さ。歴史や創作のみならず、安易に「物語化」することで思考停止しないようにしたい。物語は物語として楽しみつつ。
  • なぜ「面白い物語」は面白いか?『物語論 基礎と応用』: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる

    なぜ「面白い物語」は面白いか? トートロジーみたいだが、小説を読んでて、そんな疑問を抱いたことはないだろうか。ひたすら浸っているときは気付かないが、読了後、どうしてあんなに夢中になっていたのか不思議に思ったことはないだろうか。 わたしはある。一般に面白い小説に共通する特徴を洗い出したり、特定の人が面白がる「面白がりかた」を考えることで、おぼろげながら、「面白い物語の法則」のようなものを見出していた。あるいは、脚術やストーリーメイキング、『マンガの創り方』といったネーム作りのハウツーから、創作のための実践的なノウハウをもらっていた。 だが、たいていはヒューリスティックで「売れた作品を分析するとこうなっている」という経験則が最初にあり、その理屈は後からとって付けたように書かれている。そうではなく、「人はなぜ物語を好むのか?」というそもそも論から始めたい。もちろんアリストテレス『詩学』のよう

    なぜ「面白い物語」は面白いか?『物語論 基礎と応用』: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
    ornith
    ornith 2018/06/07
    “わたしたちは物語を使うことで、現実を理解したり受け止めることができる”
  • 物語を巡る状況はぜんぜん悪くなってない

    anond:20180116071707 商業作家です。 物語をめぐる現代日の状況に絶望なんて全くしていません。 そもそもストーリーを紡ぐことは個人で可能なことであり、予算や企業側の都合などなんの関係もなく実行可能です。ゲームメディアやアニメディアでのシナリオライターは企画や会議に縛られるでしょうが、それは物語を作ることそのものとは関係ない、ただの商業的要請であって、それが嫌なら単著を出せば良いのです。 単著であっても編集の要請で好きなことが書けないという意見もありますが、それは、ただ単に編集の要請と自分の書きたいものを両立させるだけでの構築技術が不足しているということか、編集の要請に隷属しないと出版物が出せないという売上力の問題でしょう。 増田は「小説家になろう」から始まった作品や作家陣を蔑視していますが、それは随分大きな見当違いではないでしょうか? 商業的制約や生活費の要請などを無視

    物語を巡る状況はぜんぜん悪くなってない
    ornith
    ornith 2018/01/17
    “商業的制約や生活費の要請などを無視して、ただひたすらに自分の欲求だけで書き始めて無料でもいいから書き続けている時点で、彼らこそ物語構築者として純粋なのではありませんか?”
  • まとめよう、あつまろう - Togetter

    コミュニケーションが生まれるツイートまとめツール

    まとめよう、あつまろう - Togetter
    ornith
    ornith 2017/10/17
    連関する「昔は良かった」の物語。おもしろいなー。
  • 最近のハンターハンターにおける「ストーリー練りすぎ問題」について考える - 僕秩はてな

    僕は HUNTER×HUNTER が大好きだ。 あまりに好きなので週刊少年ジャンプで毎週数回読み、全てを保存。単行になった時にジャンプと文字や絵の差異を比較しながらまた何度も読んでいる。 (C)集英社 週刊少年ジャンプ、HUNTERXHUNTER単行より引用 上(キメラアント編のノヴ潜入シーン)のように、ジャンプとコミックで差異のある部分は作者の制作意図がより濃く見えるため物語が更に面白くなるのである。 2005年からはmixiのハンターハンターコミュニティの管理人もしている。mixi最盛期は10万人近い大所帯で、現在も86000人が在籍。設立から12年にもなる古株コミュである。 そんなハンター好きの僕だが、最近周りの友人と話をするとこう言われることが増えた。 「最近のハンターはよくわからない」 「難しくて文字も多いので前ほど面白くなくなった」 「登場人物が多すぎて読まなくなった」 「

    最近のハンターハンターにおける「ストーリー練りすぎ問題」について考える - 僕秩はてな
    ornith
    ornith 2017/08/08
    しばらく離れてたけど、むちゃくちゃ読みたくなった。/“冨樫さんは「少年ジャンプ史上、誰もやったことのない複雑な大量キャラが入り乱れるドラマを作る挑戦をしている」ように見える”
  • 物語の展開には1パターンしかない_物語の作り方(下書き2) - orangestarの雑記

    www.gizmodo.jp これ物語の作り方(下書き) - orangestarの雑記をちゃんと書くときの内容として考えていたことだけど、何時になるかわからないし、とりあえず書いとかないとと思ったのでドラフト的に書いておく おそらく元の記事は、タイプ分析と言うよりは、最初に構成によって分類して、その構成の違いによる“好かれ具合”の違いを機械分析で調べた、ということなのだろう。タイトルが悪い。今から話すのはだから、元の記事とは違う、概念の話。 物語の展開には1パターンしかない。 因果関係がある。 これは三幕構成、悲劇喜劇分類よりももっと根っこの話。 物語と呪術。物語を考える前に、人間の仕様を考えなければならない。 人間は、物事に“因果関係”“相関関係”を求めるように進化した。興味を持っていること、気になっていること身の回りのことに、因果関係や相関関係、なんらかの理由がなければ落ち着かない、

    物語の展開には1パターンしかない_物語の作り方(下書き2) - orangestarの雑記
    ornith
    ornith 2016/07/19
    プロットと因果関係の話がおもしろかった。/“その人の中で認識されている因果関係の限界によって、物語の認識の限界がある。そして、物語の種類とは、その因果関係の種類に他ならない”
  • 『ルドルフとイッパイアッテナ』感想文 - ←ズイショ→

    なんで読むに至ったか完全に経緯忘れたんですけど『ルドルフとイッパイアッテナ』という児童書のシリーズを読みました。 これはたぶん小学生向けくらいなのかなぁ。低学年くらいだとまだ厳しいのかなぁ。いや、一冊が200ページくらいで文量としてはそこそこあるのかなと思うんですけど、まぁ字はでかいし絵もあるし文章も平易だしまぁなんとかなるんじゃないの。くらい。だと思う(たぶんググればわかる(ググらないけど))。 あらすじは飼いネコとしてぬくぬく暮らしていたルドルフという名前の黒ネコがひょんなことから野良生活を送るはめになってしまい、頼れる兄貴肌のイッパイアッテナというトラに助けられながらなんとかやっていくみたいなそういう物語です。イッパイアッテナという変な名前は、野良として方々の近隣住民にべ物をもらいに行く関係で「俺の名前はいっぱいあってな……」としゃちほこばったところで「ああ、イッパイアッテナっ

    『ルドルフとイッパイアッテナ』感想文 - ←ズイショ→
    ornith
    ornith 2015/02/27
    うわあ懐かしい。小学生時代のバイブルでござる。先日、新刊が発売されていたことを知って久しぶりに読みたくなった。
  • 嫁に「楽しい話して」と言われたので、した話を、します - ←ズイショ→

    痴漢とか性犯罪とかの話がなんか盛り上がってまして、僕は結構そこらへん喋りたいことが多い人で、何せ僕はどう転んだっていつだって悪意が先手を取ってくるっていう構造上どうしようもないところが非常に鼻持ちならなくて理不尽すぎてちょっと考えただけでむかついてくるんですけど、だからと言って自分には関係ない、滅多な確率で起こるもんでもないと蔑ろにしたところでやってくる時はやってくるわけで、「あんまりだ」と嘆いたりその悪い奴をどうこうしたりってのは常にやられた後の話になってしまうのでそれじゃあ意味がなくてそれこそ「あんまりだ」なので、そういう馬鹿がやってくる前に、ダルいですけど日頃考えとかなきゃならん問題だよなぁと常々思っているものですので、嫁となんかそこらへんの防犯意識的な話をちょろっとしました。が、このエントリの題はそこらへんの話ではなく、まぁそこらへんの話は自分の中でもうちょっとまとまったらそのう

    嫁に「楽しい話して」と言われたので、した話を、します - ←ズイショ→
    ornith
    ornith 2014/12/11
    さりげなく大切なことが書いてあるっぽい。
  • 『中二病でも恋がしたい』とは何だったのか - デマこい!

    『中二病でも恋がしたい』はハーレムラノベものではない。 たとえば今期のアニメなら『六畳間の侵略者!?』等と比較すれば明らかだ。ヒロイン全員が主人公に対してラブ光線を出すのではなく、あくまでも主人公カップルとそれを見守る友人たちという構図になっている。 ハーレムものでないなら、いったい何なのか? 中二病でも恋がしたい! (1) [Blu-ray] 出版社/メーカー: ポニーキャニオン 発売日: 2012/12/19 メディア: Blu-ray 購入: 1人 クリック: 536回 この商品を含むブログ (101件) を見る 脚家ブレイク・スナイダーは『SAVE THE CATの法則』のなかで、恋愛映画と友情映画質的に同じだと指摘している。彼の分類法によれば、2人の登場人物の人間関係に焦点を当てた映画はすべて「バディもの」という同じジャンルになるという。その2人が同性なら友情映画になって、

    『中二病でも恋がしたい』とは何だったのか - デマこい!
    ornith
    ornith 2014/09/30
    おもしろい分析。/“ガチ百合型キャラは「恋してる姿の可愛さ」よりも、どちらかといえば「特定の人物に対する執着」のほうが大切”
  • 現実に飛び出す「3D小説 bell」始動 KADOKAWA、ドワンゴが仕掛ける代替現実ゲーム

    KADOKAWA 富士見書房ブランドカンパニー、ドワンゴ、テーブルトークRPGなどを手がけるグループエス・エヌ・イーは7月18日、読者参加型のWeb小説「3D小説 bell」を発表しました。日常空間と物語空間が交差する「代替現実ゲーム(Alternate Reality Game)」という手法を使ったコンテンツで、物語に仕掛けられた謎を読者が解くとその先の展開が変わっていきます。連載は7月25日スタートです。 イラスト:shimanoさん 物語は「絶望の中にいる少女」を読者が主人公と一緒に救うというもの。読者が現実世界である行動をしたり、発言したりすると物語が変化します。現実と作中の時間はリンクしており、例えば主人公が8月1日にピンチを迎えるなら、読者は1日までに問題を解決しなければなりません。ただし次に何をすればいいかというルールは明示されません。物語を読み解き、想像し、見つけ出す必要が

    現実に飛び出す「3D小説 bell」始動 KADOKAWA、ドワンゴが仕掛ける代替現実ゲーム
    ornith
    ornith 2014/07/18
    これこれ!こういう参加型コンテンツを待っていたのじゃ!
  • ゲームにシナリオは必要か? - デマこい!

    ゲームの「シナリオ不要論」があるらしい。 『パズドラ』にせよ『モンスト』にせよ、シナリオらしいシナリオは無い。にもかかわらず爆発的なヒットを飛ばしている。だからユーザーはゲームにシナリオを求めていないし、もはやゲームシナリオは無用の長物なのではないか、という説だ。 パズル&ドラゴンズ(Puzzle & Dragons) 出版社/メーカー: GungHo Online Entertainment, Inc.発売日: 2017/02/15メディア: アプリこの商品を含むブログ (1件) を見る 結論からいえば、そんなもんゲームによる。 シナリオがなければ『Steins; Gate』のようなゲームは成立しないし、『テトリス』のようなゲームにシナリオはいらない。シナリオが必要かどうかはゲームの種類による。はい、議論終了──。 で、終わるのは寂しいので、ゲームシナリオについてもう少し突っ込んで考えて

    ゲームにシナリオは必要か? - デマこい!
    ornith
    ornith 2014/07/12
    “ゲームシナリオは、時間に対する報酬”という言説に納得。小説や漫画やテレビ、物語性のあるコンテンツ、ほぼ全てに当てはまるのかな。僕は何よりもシナリオを重視したい派。
  • 女性の書く物語に面白い物が多すぎる - あざなえるなわのごとし

    ・女の書く物語に面白い物がない マンガ、小説、何にせよ、ロマンが無い。 想像力をかきたててくれるものがない。 人と人の間にある何か以外のことが何も書かれていない。 そんなものは間に合ってるんだよ。 いいなー、増田って。 こんなでも成立する。 んじゃ、お薬置いときますね。 この辺の女性作家読んでから書いてんのかお前は?と。 いちいち解説もしませんけどね。名作揃い。 キリがない。 こんなに作品はあるのに増田には、理解ができない。 ロマンだ想像力だ、なんてものは読み手に関わる。 ひととひとの間の事柄すら読めてないんじゃないのかね。 つまり増田に読解力が欠けてる、と。 やだやだ。 ※簡単記事

    女性の書く物語に面白い物が多すぎる - あざなえるなわのごとし
    ornith
    ornith 2014/06/17
    杉基イクラさんの絵柄、好き。
  • カゲプロをほとんど知らないひと(へ)の『カゲロウプロジェクト』批評 - 転々し、酩酊

    2014-06-05 カゲプロをほとんど知らないひと(へ)の『カゲロウプロジェクト』批評 考察 おすすめ 目次 前書き 『カゲロウプロジェクト』は一次商品なのか なぜ『カゲロウプロジェクト』がヒットしたのか 「解釈」とは物語を作っていくこと 「解釈」とは労力のいること カゲプロ信者/カゲプロ厨 ニコニコ動画は一次商品を生みだせるか 終わり 前書き まずは大塚英志の「企業に管理される快適なポストモダンのエッセイ」(以下ポストモダンエッセイと表記)をお読みいただきたいです。この文章は、ポストモダンエッセイを読んだという前提で書かれております。 タイトルの括弧は、 カゲプロをほとんど知らないひとの『カゲロウプロジェクト』批評 カゲプロをほとんど知らないひとへの『カゲロウプロジェクト』批評 という二重の意味です(カゲプロをほとんど知らないひとというのは私のこと)。 私のカゲプロ批評で大事に

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    ornith 2014/06/14
    「知っている」人と「知らない」人の区別による優越感のようなものは、確かにありそう。二次創作は多いけど、かつての東方や今の艦これ程に盛り上がりを感じないのはその辺が要因なのでは。
  • ワンピース苦手な人向けワンピースの面白がり方を喋る練習をしてみます - ←ズイショ→

    やっぱよりたくさんの人と仲良くなるためには共通の話題・共通の知識があった方がやりやすいねってのは当たり前の話でそういうのをダセェと思わない人であればトレンドなんかは押えられるだけ押さえておくに越したことはないし、それを突き詰めた結果として俺はカスカスダンスを習得してるよね。2時間踊れるよね。2時間カスカスダンス披露されて喜ぶ人は今のところ見たことないけどね。 で、そういうトレンド押えることに吝かじゃない同士の「『話題の引き出し』という話題で話せる」人と喋っててたまに出てくるのが「ワンピースがわからん」っていう話ね。雑で割とみんながおもろいおもろい言うてるもんは何でも読んでみるよつまらないにしても「なるほど」ってなるよ、って人でもワンピースが意外と鬼門らしくて、全然おもんなくてどういうことだってばよって話をよく聞きます。すいません、今のは「あ、ここ2,3行普通だな」と思ってそろそろ何か変な

    ワンピース苦手な人向けワンピースの面白がり方を喋る練習をしてみます - ←ズイショ→
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    ornith 2014/05/24
    週刊誌連載ならではの冗長さ、グダグダ感がなんとも。立ち寄った島の停滞っぷりをぶっ飛ばす爽快感みたいなものはあるかも。/「たまたま立ち寄った異邦人がその土地のトラブルを解決してくれる短中編の寄せ集め」
  • マジョリティが二次創作や脳内補完に親しんでいる社会 - シロクマの屑籠

    大塚英志緊急寄稿「企業に管理される快適なポストモダンのためのエッセイ」 | 最前線 - フィクション・コミック・Webエンターテイメント 先日、大塚英志さんが書いたKADOKAWAとドワンゴの合併についての文章を読んだ。文章を読み進めるうちに、何か喋りたくて仕方が無くなってきた。面白かった、ということだろう。 特に印象的だったのは、以下のくだりだ。 つまり、KADOKAWAとドワンゴの合併はコンテンツとインフラの合併ではなく、インフラとインフラの合併である。ニコ動とジブリとか、角川と講談社の「合併」(もう何があっても驚いてはいけない)ならインフラとコンテンツの合併になるが、そうではない。 http://sai-zen-sen.jp/editors/blog/sekaizatsuwa/otsuka-%20essay.html KADOKAWAはコンテンツを販売している会社のようにみえる。けれ

    マジョリティが二次創作や脳内補完に親しんでいる社会 - シロクマの屑籠
    ornith
    ornith 2014/05/24
    物語の「IF」を想像する人は昔から多かったと思うが、それが形として出てきたのは、ネットの発達によってマイノリティ同士が繋がったこと、オタク文化が一般層に広まったこと、受け入れる土壌ができたことによる。