自民党の最大会派、安倍派が政治資金パーティーの収入を一部議員にキックバックし、“裏金”化した疑いが浮上している。この安倍派の事務を取りまとめる事務総長を務めるのが、福井二区選出の高木毅衆院議員だ。 【画像】記者団の取材に応じる安倍派の高木毅事務総長 自らも1,000万円を超えるキックバックがあったとみられ、地元・福井の有権者からは「議員を辞めてほしい」「恥ずかしい」といった、怒りと失望の声が広がっている。 高木議員は記者団の取材に…現事務総長の高木議員は自民党の執行部、国会対策委員長を務め、安倍派の有力者である5人組の1人として、“裏金”疑惑の渦中にいる。12月9日夜、選挙区の越前町内で開いたマスコミ非公開の国政報告会でもこの疑惑について言及した。 高木衆院議員: 外に大勢の記者がいらっしゃって(会場笑い声)、まずはおわび申し上げなければならないと思います。私が所属している清和政策研究会、
地元での会合に向かう自民党の高木毅国対委員長=福井県越前町で2023年12月9日午後6時17分、柴山雄太撮影 政治資金パーティーを巡る問題で、安倍派の事務総長を務める高木毅国対委員長は9日夜、地元の福井県越前町で「世間を大変お騒がせして大変申し訳ない。政治不信にもつながっていると思い、改めておわびしたい」と述べた。 【図で解説】そもそも…今回の疑惑の構図 高木氏は支援者らが集まる会合に出席した後に取材に応じ、「これから慎重に調査、確認をしていくことに尽きる」と強調。自身の進退については「職責を全うする」と語った。 会合は報道陣に非公開で開かれた。参加者によると、高木氏は冒頭で「ご心配をおかけして申し訳ない」と述べたが、具体的な説明はなかったという。【柴山雄太】
10月24日の衆議院本会議にて、13時26分から40分まで目をつぶっていた自民党幹部たち。ポスト岸田の最右翼と目される茂木敏充幹事長(68・右から2番目)は、熱心にメモを取りながら答弁を聞いていた…… 右から高木毅(つよし)国対委員長(67)、一人飛ばして森山裕(ひろし)総務会長(78)、萩生田光一政調会長(60)、小渕優子選対委員長(49)、梶山弘志幹事長代行(68)。自民党幹部5人が一斉に目を閉じ、いかにも神妙な面持ちを見せている。 【画像】「ん”~ん……」衆議院本会議中に汗びっしょり ふと遠くを見つめる「岸田首相」 低空飛行どころかダッチロール状態にある政権を救う妙案はないのか、と思索にふけっている――かと思いきや、さにあらず。というのも、彼らは約15分もの間、目を閉じたままだったのだ。すぐ目の前でリーダーが集中砲火を浴びているというのに……。 写真が撮影されたのは、10月24日午後
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