印刷 タイに洪水被害をもたらした豪雨は、近隣のベトナムやカンボジア、ミャンマー(ビルマ)などでも深刻な被害を生んでいる。 23日付のミャンマー国営紙「ミャンマーの新しい灯」(電子版)などによると、19日から20日にかけて、中部マグウェや北部サガインなどの地方で集中豪雨による洪水が発生。道路や橋、住宅が浸水し、一部は壊れるなどした。AFP通信は政府当局者の話として、中部で100人以上が死亡や行方不明になっていると伝えた。 カンボジアでは8月以降、メコン川やトンレサップ湖の水位が上昇。氾濫(はんらん)による洪水で約250人が溺れるなどして死亡。150万人以上が被災した。また農作物やインフラへの被害が大きく、国際協力機構(JICA)カンボジア事務所によると、米は1割以上が収穫できない恐れがあるという。 続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます関連記事タイ洪水、4千人避難の空港に迫る 水広が