一口に派遣社員と言っても、3段階くらいに分けられるような気がします。まず1つめは規制緩和以前の派遣社員で、専門的技能を有し、期間限定で働く代わりに時間あたりの給与は正社員より高いタイプで、非常にレアな存在です。2つめがかつての「一般職」の代替的な存在としての派遣社員で、特に専門性の高い業務を請け負うでもなく、給与も正社員よりは低めで雇用期間は企業の機嫌次第というタイプです。そして3つめが製造業派遣や日雇い派遣など、何かと問題として取り上げられる領域ですね、製造業派遣と日雇い派遣は別々の4段階ぐらいに分けて考えても良いでしょうか。で、私の場合は2つめの一般職の代替的な派遣社員だったわけです。そこで派遣労働の問題が問われる際には製造業派遣や日雇い派遣の世界が想定されがちですが、それよりは多少「緩い」ホワイトカラーの派遣の世界をご紹介したいと思います。 派遣社員でもホワイトカラーの場合、総じて製