シャープが2015年10月から「ココロプロジェクト」をスタートさせた。これまで同社が取り組んできた独自のAI(人工知能)技術であるココロエンジンを活用。音声認識を通じて、家電製品と対話しながら、一人ひとりの利用者に対して、“ココロからおもてなし”を行い、ライフスタイルに寄り添う家電の提供を目指すのが「ココロプロジェクト」だ。 ココロプロジェクトには、シャープが提案してきた冷蔵庫や空気清浄機、電子レンジといった「ともだち家電」製品群と、スマホに搭載され、人とコミュニケーションする「エモパー」、これに液晶テレビ「AQUOS」や、来年前半にも発売が予定されているモバイル型ロボット電話「RoBoHoN」が加わり、「生活家電、モバイル、AV家電の技術を融合して、ココロエンジンをさらに深化、拡大していく横断プロジェクトになる」と、コンシューマーエレクトロニクスカンパニーの長谷川祥典社長は語る。