フリーアナウンサーの徳光和夫(83才)が、同い年の妻の異変に気づいたのは5年ほど前のこと。妻は初期の認知症と診断されたのだ。そして、今年に入ってからは、妻が「ちょっとジャガイモを買いに行ってくるわね」と言って家を出てから3時間以上経っても帰ってこないという事態が発生。徳光は警察に通報し、捜索が始まろうとしたその時に妻が帰宅。事なきを得たが、この出来事は夫婦の関係性を改めて見つめ直すきっかけになったという。【前後編の後編。前編から読む】 看板娘だった妻に3回フラれた 徳光が日本テレビに入社したのは1963年。当時、同い年の妻は東京・麹町の日本テレビ社屋近くにある喫茶店『アンテナ』の看板娘だった。 その後、彼女は日テレの看板料理番組『3分クッキング』のアシスタントになり、局内を頻繁に訪れていた。 「明るく活発な彼女に徳さんが一目惚れして、日テレの先輩社員の取り持ちでデートに誘うも、3回連続で断