シャープが14日発表した2024年3月期の連結決算は最終損益が1499億円の赤字(前の期は2608億円の赤字)だった。液晶パネル事業の不振を受け、多額の減損損失を計上した。最終赤字が2年連続で1000億円を超えるのは、同じく液晶パネルの赤字で経営危機に陥った16年3月期以来8年ぶり。売上高は前の期比9%減の2兆3219億円だった。経営悪化を受け、テレビ向けの大型パネルを生産する堺市の工場の稼働
シャープが14日発表した2024年3月期の連結決算は最終損益が1499億円の赤字(前の期は2608億円の赤字)だった。液晶パネル事業の不振を受け、多額の減損損失を計上した。最終赤字が2年連続で1000億円を超えるのは、同じく液晶パネルの赤字で経営危機に陥った16年3月期以来8年ぶり。売上高は前の期比9%減の2兆3219億円だった。経営悪化を受け、テレビ向けの大型パネルを生産する堺市の工場の稼働
上場する製造業の純利益が過去最高を更新した。2024年3月期は前の期比2割増え、非製造業を上回った。値上げや販売増、円安で自動車や機械が好調だった。製造業は産業の裾野が広く、稼いだ利益を中小を含めた取引先に還元する動きが出始めた。9日までに決算発表した東証プライム市場に上場する約170社を集計した。純利益は23%増の14.8兆円で、非製造業(7%増の11.6兆円)を超えた。22年3月期以来で、
ソフトバンクグループ(SBG)が8日発表した2023年10〜12月期の連結決算(国際会計基準)は、最終損益が9500億円の黒字と前年同期(7834億円の赤字)から黒字転換した。黒字は5四半期ぶりとなる。12月に1兆1000億円相当の米通信大手TモバイルUS株を無償で取得した影響が出た。20年にSBG傘下の旧スプリントがTモバイルに吸収合併された際に設定した条件を満たした。
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