同大統領は記者団に対し、「過去1年間にNATOに約400億ドルの追加拠出があったが、不十分だ。米国は拠出し過ぎており、他国から、特に一部の国からの拠出が少ない」と指摘。 その上で「この状況は何十年も続き均衡を欠いている。米国の納税者にとって不公平だ。我々はこれを公平にしようとしており、この点でNATO事務総長の努力を称賛したい」と述べた。 NATO首脳会議を前にトランプ大統領はストルテンベルグ事務総長と会談。欧州で最も裕福なドイツがロシアからの資源輸出パイプラインを支持する一方で、ロシアから欧州を防衛するために米国が資金を拠出するのは「非常に不適切」と指摘した。 トランプ大統領は、このバルト海パイプラインを支持しているドイツを「ロシアの人質だ」と非難した。 「米国はドイツ、フランスをはじめ欧州諸国を守っている。しかし、多くの国がロシアと(エネルギー供給のための)パイプラインで合意し、ロシア
6月28日、北大西洋条約機構(NATO)に加盟する欧州諸国およびカナダは、2017年の防衛費支出を4.3%拡大する方針を固めた。イエンス・ストルテンベルグNATO事務総長(写真)が記者会見で明らかにした(2017年 ロイター/Francois Lenoir) [ブリュッセル 28日 ロイター] - 北大西洋条約機構(NATO)に加盟する欧州諸国およびカナダは、2017年の防衛費支出を4.3%拡大する方針を固めた。イエンス・ストルテンベルグNATO事務総長が28日、記者会見で明らかにした。 事務総長は「国の安全維持のため、防衛費の増額と加盟国間の公平な負担に向けた取り組みを続ける必要がある」と強調。「防衛支出は数年にわたる減少後、2015年には欧州加盟国とカナダで実質的に拡大した。今年は一段と大幅な実質4.3%増を予想している」と述べた。
NATO各国は国防費増を=理事会、受け入れで一致-米国防長官 15日、ブリュッセルの北大西洋条約機構(NATO)国防相理事会に初参加したマティス米国防長官(AFP=時事) 【ブリュッセル時事】マティス米国防長官は15日、初参加したブリュッセルでの北大西洋条約機構(NATO)国防相理事会で、「米国が関与を低下させるのを目にしたくなければ、全加盟国が国防支出の形で示す必要がある」と述べ、NATO加盟各国に負担の増大を要求した。 トランプ大統領は大統領選中から、欧州の加盟国に応分の負担を要求しており、マティス氏は「米国政治の現実」を各国に突き付けた形だ。一方でマティス氏は理事会前に、NATOは「米国とすべての同盟国にとっての必須の基盤であり続ける」とも指摘し、トランプ政権としてNATOを重視する姿勢を強調した。 これに対しストルテンベルグNATO事務総長は記者会見で、米国以外の国防相らが「(
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く