授業で、Phyllis Whitin and David J. Whitin "Learning to read the numbers"という論文を読む。 この論文は、"Language Arts"という小学校(あるいは幼稚園)の教育者に向けた雑誌なのだが、"Language Arts"といういかにも、(日本でいえば)「国語教育」の教育者に向けられた雑誌に、「数字の読み方を学ぶ」というタイトルの論文が掲載されるところがすごいと思ったり、逆に、日本の国語科教育の議論ってどうしようもなく偏狭だよな、と思ったり。 それはともかく、この論文で、ジョエル・ベストが『統計はこうしてウソをつく』の中で紹介している、“統計に対して一般的な人々がとりがちな三つの指向性”が紹介されていた*1。 統計はこうしてウソをつく―だまされないための統計学入門 作者: ジョエルベスト,Joel Best,林大出版社/メ