社内で行う会議、研修の進行は実担当者のセンスで大きな違いが出てきます。今回は、参加者がいい意見やアイデアを出しやすい環境を提供し、組織にいい影響が生まれるコーディネート力を磨いていくヒントを紹介します。 一流と言われる人の仕事ぶりを観察していると、「よくこんなことまで気がつきますね!」と思わず感心することがあります。一流と言われる人は、専門的な分野での能力を磨くと同時に、誰でもごく簡単に取り組めそうなことも考えています。相手の喜び、助けになることがその人にとっての喜びになっているようです。そして、普通で考えると「面倒くさい」とか、「まあいいか」とやめてしまいがちなことにも気を抜かずに取り組んでいます。 「微差は大差なり」という言葉がありますが、小さなことにも気を配り、おろそかにしない、手を抜かない姿勢は、その人の輝きに磨きをかけます。結果として大きな違いを生み、専門分野での評価も押し上げる