世界的ベストセラー「ハリー・ポッター」の作者、J・K・ローリング氏。彼女がハーバード大学の卒業式で語ったスピーチが深いと、全米で大きな話題を呼んだ。 彼女はたまたま良い物語が書けて大ヒットした、ラッキーな主婦ではない。貧しい家庭に育ち、離婚、シングルマザー、失業とさまざまな人生における「失敗」を経験しながらも、夢を諦めず追いかけてきた。 人権活動にも参加し、世界の悲惨な現実を見てきたことで、この状況を変えることができるのは、人間だけが持つ魔法のような力「想像力」であることを感じてきた。物語に魔法を描いたのは、そんな彼女の想いからなのだ。 彼女が伝えたいことを、簡単にまとめるとこうだ。 ・失敗することで「自信」を手に入れた 失敗によって本当に欲するものが分かり、全力を注ぐことができた。真の友情にも気づいた。そして乗り越えたことで、何があってもやっていけるという自信を手にした。 ・失敗しないと