国土交通省九州地方整備局がPark-PFI 制度(公募設置管理制度)を活用して進める公民連携事業で、整備・運営は海の中道パーク・ツーリズム共同事業体が担う。構成者は、三菱地所(代表企業)、積水ハウス、公園財団、インザパーク福岡の4者。このうちインザパーク福岡は、リノベーションや公民連携事業の施設に実績を持ち、馬場正尊氏が代表を務める建築設計事務所のオープン・エー(東京・中央)が設立に関与した新会社で、宿泊、飲食、温浴施設の運営を担当する。 福岡市東区にある海の中道海浜公園の「光と風の広場」に立地する。同広場のリニューアルとして国が進めたもので、「パークツーリズム」をコンセプトに、「憩う」「学ぶ」「遊ぶ」 を体験できる滞在型レクリエーション拠点を整備した。 「パークツーリズム」とは、公園そのものが旅の目的地となるような観光の在り方を指す。滞在環境として高いポテンシャルを持つロケーションの公園