2025年大阪・関西万博まで1年を切った。「膨らむ会場建設費」「海外パビリオンの工事の遅れ」などネガティブなニュースばかりが世間をにぎわしているが、読者が本当に知りたいのは、ほとんど報道されていない万博の中身についてだろう。そこで本紙では、今号から4回シリーズで特集を計画。まずは〝万博の華〟といわれる海外パビリオンについて迫る。(佛崎一成) 大阪・関西万博には世界160を超える国と地域が参加し、海外のパビリオンは会場のランドマークにもなっている円周2㌔の大屋根リング内に建設される。 パビリオンにはA・B・C・Xの4種類のタイプがあり、目玉は各国政府が独自のデザインで設計する「タイプA」だ。従来のパビリオンは、あらかじめ用意された建物に装飾を施すスタイルが一般的だったが、大阪・関西万博のタイプAは、各国が建物の設計から携わるのが最大の特徴となる。 もちろん、ゼロからの設計だから一筋縄にはいか
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