東京・三軒茶屋駅(世田谷区)から歩いて約10分。閑静な住宅街に、一風変わった古民家が出現する。 よく見ると、本来の建物以外に何やら小屋らしきものが……実はこれ、「モバイルセル」と呼ばれている「持ち運べる部屋」なのだ。
Serafina Kenny [原文] (翻訳:仲田文子、編集:井上俊彦) Dec. 16, 2023, 03:00 PM サイエンス 53,397 テキサス州最高齢で114歳の誕生日を迎えたエリザベス・フランシスを訪問したベン・マイヤーズ。 Emmanuel Rodriguez, LongeviQuest LongeviQuestの研究者は、世界最高齢者の年齢を検証している。 彼らは世界中のスーパー百寿者(110歳を越えた人)の話を聞き、彼らからのアドバイスを取り上げてきた。 百寿者がLongeviQuestに語った最大の後悔について紹介する。 2人の長寿研究者が、調査の一環として世界のスーパー百寿者(110歳を越えた人)から話を聞き、彼らが抱く最も典型的な後悔についてまとめた。 世界中のスーパー百寿者(スーパーセンチナリアン)の年齢を検証する組織、LongeviQuestのCEOである
ピュー・リサーチ・センターでは、アメリカの現代の家族構成を分析した。 1970年に比べて、配偶者と子どもと一緒に暮らしている大人の数は大きく減少した。 分析結果は、社会経済的な課題が家族のあり方をどのように変えつつあるかを表している。 夢のマイホームも、結婚して子どもを持つ夫婦もいなくなった。ピュー・リサーチ・センターの最新分析によると、アメリカでは"核家族"は死んだ。 1970年、アメリカでは25~49歳の70%近くが配偶者と子どもと一緒に暮らしていた。2021年の直近のデータでは、その割合は37%まで減った。同時に異なる家族形態が増えた。1970年には未婚で子どもと暮らしていると答えた人はほとんどいなかったが、2021年には5%に増えた。そして、結婚はしているが子どもはいないと答えた人の割合は1970年には18%だったが、2021年には21%に増えた。 「家族構成はますます多様化してい
ファミリーマートに置かれているこちらの箱をご存じだろうか。イートインスペースやコーヒーメーカーの近くで見かけたことがあるのでは。 これは「ファミマフードドライブ」という取り組みで、自宅に余っている食品を集めて、地域で食の支援活動を行う団体にお届けしようというものだ。 寄付したい時は、店頭に設置されているこの箱にお届けしたい食品を入れるだけでよい。 ファミマを通じて、全国のこども食堂や、フードパントリーと呼ばれる無償で食品や日用品を配布する活動など、地域で食の支援活動を行う団体に寄付されるというわけだ。 こういった取り組みは、各自治体なども行なっているが、集める場所や時間が平日日中だったり、持って行きたいタイミングで行けないこともあるだろう。コンビニに持って行くだけでいいのは参加しやすい。 自宅に余っている食品を探してみた
「自分の仕事に不満はないが、9時ー5時のオフィスワークを67歳まで続けたいかと聞かれたら、答えはNOだ」 32歳のオリバー・ノエルティング氏はそうブログに書いている。 自称「倹約家」のノエルティング氏は、家族を養いながらも収入の60%を貯蓄し、毎月たったの870ユーロ(約12万円)で生活している。「経済的自由」というシンプルな目標が、その原動力だ。 当初は40歳で早期退職できるように貯金や投資をしたいと考えていた彼は、計画を少々修正した。 一体どんな節約術を使ったら収入の6割を貯金に回せるのか、ノエルティング氏にその裏技を聞いた。 生活費は月約12万円 2020年、ノエルティング氏の生活費は平均して約12万円だった。その年の3月にコロナ禍で初めてロックダウンになった時は、月630ユーロ(約8万8000円)まで減った。 「節約をしない生活は考えられない」と彼は言う。 現在、ノエルティング氏は
問題になっているのは、花王が販売するシャンプー・コンディショナーブランド「メリット」の公式Twitterアカウントの投稿だ。 国際カミングアウトデーである10月11日に、以下のツイートがなされた。 「#メリットってどんなシャンプーなのか知らんし。というあなたに話しかけています。実は…#ノンシリコーン シャンプーなんですよ。 #国際カミングアウトデー ということで、 みなさんが知らなそうなことをカミングアウトしてみました。。。」(原文ママ) 国際カミングアウトデーは、自身の性的指向や性自認をカミングアウトするLGBTQを祝う日だ。社会全体で性的マイノリティへの理解を深め、連帯する日でもある。 こうした本来の意味を無視し、商品PRにすり替えた企業姿勢に大きな批判が集まった。 「LGBTQの多くがなぜクローゼットなのか、想像力を働かせて欲しい 。カミングアウトは『秘密を誰かに言う』ぐらいの意味で
米パタゴニア(Patagonia)の創業者イヴォン・シュイナードは9月14日(米国時間)、同社が生み出す事業利益を気候変動対策に充てるため、新たに設立したトラストと非営利団体に全株式を移管すると発表した。 「私たちは『株式公開に進む(Going public)』のではなく、『目的に進む(Going purpose)』のです。自然から価値あるものを収奪して投資家の富に変えるのではなく、パタゴニアが生み出す富をすべての富の源を守るために使用します」(日本語版ウェブサイトより) 83歳のシュイナードは、パタゴニアの価値観を損なう可能性のあるオーナーに会社を売却したり、株式を公開して「会社は株主のもの」といった思想に従ったりすることなく、独自のオーナーシップモデルを選んだ。 評価額30億ドル(約4300億円)とされるこのアウトドア用品ブランドの全株式は、新設された「パタゴニア・パーパス・トラスト(
小林 優多郎 [Tech Insider 編集チーフ] Aug. 04, 2022, 08:10 AM ビジネス 14,507 Zホールディングスの代表取締役社長 Co-CEOの川邊健太郎氏(写真左)と代表取締役 Co-CEOの出澤剛氏。(写真は2021年3月撮影) 撮影:竹井俊晴 ヤフーやLINEを傘下に持つZホールディングス(以下、ZHD)は8月3日、2022年度 第1四半期決算説明会を開催した。 会見の中では、ソフトバンクと共に7月28日に連結子会社化を発表した「PayPay」、そして傘下の「LINE」「ヤフー」の今後の方向性について、ZHD 代表取締役社長Co-CEOの川邊健太郎氏が説明した。 3ブランドが連携する主要な計画や取り組みは以下の通り。 PayPayとLINEのポイント統合 PayPayとLINE、ヤフーのID連携(2023年以降) LINEのブロックチェーン子会社・L
DAO型シェアハウスの仕組みのモデル。運営会社「巻組」は中央集権的に運営ルールを決めるのではなく、コミュニティメンバーの一員としてルールの策定に関わる。 出所:ガイアックス DAOとは「分散型自律組織(Decentralized Autonomous Organization)」の略称で、中央で意思決定をする人や機関が存在せず、組織内のメンバー一人ひとりによって自律的に運営される組織のことを指す。 ブロックチェーン上に書き込まれたプログラムに基づいて契約を自動的に執行する仕組み(スマートコントラクトと呼ばれる)を活用すれば、そうした組織の運営が可能だとされる。 今回の「DAO型シェアハウス」では、初期段階ではスマートコントラクトは実装されていない。しかし、運営ルールや予算の使い途などを運営会社である巻組がトップダウンで決めるのではなく、コミュニティ内で民主的に決定するという点では「DAO的
吉野家役員の「生娘をシャブ漬け戦略」発言が大きな批判を集めている。抗議した受講生に話を聞いた。 撮影:西山里緒、shutterstock / yu_photo 問題となった発言は早稲田大学の「デジタル時代のマーケティング総合講座」で起きた。当講座は4月から7月に80時間をかけて行われる社会人向けのプログラムで、受講費用は38万5000円。 開講初日の4月16日、対面授業でキャンパスに集った受講生たちに課されたのは、牛丼チェーン吉野家のマーケティング課題の解決策をグループで話し合い、発表するというものだった。 講師は吉野家・常務取締役企画本部長の伊東正明氏。吉野家は18歳から25歳までの若い女性の集客に苦戦しており、こうした女性たちを取り込む施策を考えて欲しいと説明する過程で、伊東氏は「生娘をシャブ漬け戦略」と笑いながら複数回発言。「田舎から出てきた右も左も分からない女の子を無垢・生娘のうち
恋愛支援のために教育に「壁ドン」を組み込んではどうか ——。そんな内閣府の研究会の内容が批判を集めている。一体どういうことなのか。関係者に話を聞いた。 話題になっているのは、内閣府・男女共同参画局が主催する「人生100年時代の結婚と家族に関する研究会」だ。同研究会は未婚・単身世帯の増加や平均初婚年齢の上昇など、ライフスタイルが多様化する日本でどのような課題が生じているか明らかにすることを目指している。 4月7日に開催された第11回に参加した成蹊大学文学部の小林盾教授(社会学)は、提出した資料において、「男女ともハンサム・美人ほど恋愛経験豊か(女1.5倍、男1.7倍)」と紹介し、「男性は80キロ、女性なら60キロ超えたら、もう恋愛の資格ないでしょ」という女性のインタビューを自著『変貌する恋愛と結婚 データで読む平成』から引用。 また「恋愛チャンスに格差がある」として、その是正のために教育に「
大学生の間でコロナを理由とした休学がひっそりと広まっている。 文部科学省の調査によると、2021年の大学などの休学者、6万4783人のうち、コロナが理由だと回答した人の数は前年比で1.3倍の5855人となった。 そんな学生たちに受け入れられているのが、地方の農家やリゾートバイトをマッチングするサービスだ。オンライン授業を余儀なくされた今の大学生たちが見いだす、新たな「生きがい」を追った。 「もしもアドレスホッパーにならなかったら、写真の路上販売をすることも、200円の電車代をケチって2時間歩くこともなかったですね」 そう話すのは、大阪大学を休学中の山下葉奈さん(21)。2021年の春から住まいを引き払い、アドレスホッパーとなった。 現在は写真家として活動しつつ、時にお仕事マッチングサービス「おてつたび」や「ボラバイト」を利用して旅を続けている。 山下さんは2019年に大阪大学に入学した。そ
シンガポール発のタイニーホームメーカー「ネストロン」は、未来的なデザインのタイニーホームを発表しました。 「Cube Two X」と名付けられたこの住宅は、広さ377平方フィート(約35平方メートル)で、お値段は9万8000ドル(約1100万円)です。 Learn more? 60年代に設計された「UFOのような家」に泊まってみよう
世界各地の建築家が周囲の自然の美に溶け込む建造物を建てている。 南アフリカの自然保護区の中には、現代的な家が隠れている。 ヨーロッパにある土と芝生の家は、上空からは見分けがつかない。 「House of the Big Arch(ハウス・オブ・ザ・ビッグ・アーク)」と呼ばれるこの家は、南アフリカの自然保護区の中に隠れている。 Insiderで以前報じたように、この家はヨハネスブルグに拠点を置く建築事務所フランキー・パパス(Frankie Pappas)が、所有者からの周りを取り囲む砂岩の崖や手付かずの森をそのままにしてほしいという要望を受けてデザインした家だ。信じられないことに、家を建てる過程で木は一切伐採されていないという。 景観を損なわないように、この家には幅が11フィート(約3.4メートル)しかない場所もある。また、人里離れた場所にあることから、オフグリッドになっている。
100円ショップ「ダイソー」を展開する大創産業が新業態「Standard Products by DAISO(スタンダードプロダクツ バイダイソー)」に力を入れている。 300円の商品が7割を占め、最も高くて1000円(税別)。既存のノウハウをいかし低価格で収納にこだわった商品が光る一方、ダイソーのイメージを覆すような「サステナブル」で「高見え」する物も多いのが特徴だ。
サスキア・ヴァン・ルーウェンさんは、3人の友人と共同で2階建てのバスを買い、リノベーションした。 バスはリビング、9人分のベッド、キッチンを備えた宿泊施設として生まれ変わった。 料金は食事など全て込みで400ユーロ(約5万2000円)~。 2019年、サスキア・ヴァン・ルーウェン(Saskia van Leeuwen)さんは3人の友人の手を借りて、大きな夢のプロジェクトに取りかかった。 オランダのイベント運営会社で働いていたヴァン・ルーウェンさんは、旅行業界で働きたいと夢見ていた。何年も旅行を楽しむ中で、ヴァン・ルーウェンさんはホステル(低価格で泊まれる宿泊施設)に惚れ込み、自分でもやってみたいと思っていた。ただ、制約が多すぎると感じていたという。 「1つの場所に押し込められるというのがイヤだったんです」とヴァン・ルーウェンさんは語った。 「その完璧な解決策が、移動できるホステルを持つこと
チベット仏教の僧侶でダライ・ラマにも近いマチウ・リカール(Matthieu Ricard)は、幸せに関するプレゼンテーションや著書で世界的に知られている。 その瞑想中の脳波の動きから、欧米メディアは彼を「世界で一番幸せな人」と呼ぶ。 リカールは写真家でもあり、その作品からは、ネパールのヒマラヤで暮らす彼の生活が垣間見える。 彼は日々、瞑想や慈善活動をしたり、仲間の僧侶たちと過ごしている。 一般的なチベット仏教の僧侶は、喧騒から離れ、主に山の僧院で過ごす。だが、マチウ・リカールは違う。 1946年、フランスで哲学者の父と画家の母の間に生まれたリカールは、ヒマラヤで僧院生活を始める前、かの有名なパスツール研究所で分子遺伝学の博士号を取得。 30歳で僧侶になるまで数多くの師の下で学び、1989年にはダライ・ラマのフランス語通訳になった。 1997年には父親と共著で『僧侶と哲学者 —— チベット仏
若いうちにたくさんお金を稼いで株式投資などで資産を蓄え、定年を待たずして会社を辞めるFIRE。日本でも注目をにわかに集めている。 撮影:今村拓馬 「今の生活、辞めても良いっていう選択肢を持ちたいんだよね」 同世代の友人と久々にチャットしている時にそんな言葉を聞いた。彼は“FIRE”を目指していて、資産運用に詳しいので、時々私の人生相談に乗ってもらっている。 そんな彼に、「FIREを達成して、何を得たいの?」と聞いた時に返ってきた回答である。 『FIRE』とは『Financial Independence & Retire Early』の頭文字をとった言葉で、『経済的自立と早期退職』という意味を持つ。アメリカでベストセラーが生まれるなど、一種のブームになった。 日本でも今、若いうちにたくさんお金を稼いで株式投資などで資産を蓄え、定年を待たずして会社を辞めることを目指す生き方「FIRE」が、注
ウォーキングは、病気のリスクを軽減し、心身の健康を増進する。 だが、1日1万歩が目安というのは、歩数計の名称から生まれたものだ。 研究者によると、健康のためには1日7000歩から8000歩が効果的だという。 歩数計はあらゆるところで勧めらているが、健康やダイエットのために1日1万歩を目標とするのは科学的な考えではない。 「1万歩」は、数十年前に歩数計の名称として考え出された数字にすぎない。 ウォーキングは健康によいことだが、研究結果は7000歩から8000歩を目標にするのがよいと示唆している。 「1日1万歩」は、歩数計の名称から始まった 運動の進化について研究しているハーバード大学の古人類学者、ダニエル・リーバーマン(Daniel Lieberman)によると、1万歩が最適という考えは、日本のキャッチーな歩数計の名称から生まれた。 リーバーマンは最近の著書『Exercised』で、1960
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