無許可でナイトクラブを営業したとして、警視庁生活安全特別捜査隊などは風営法違反(無許可営業)などの疑いで、いずれも東京都港区六本木の「ジーピーバー」と「クラブナインナイン」を摘発。同法違反などの現行犯で、「クラブナインナイン」を運営する会社「ガスパニック」役員、脇田英徳容疑者(34)=港区東麻布=ら計6人を逮捕した。同隊によると、脇田容疑者は容疑を認めている。 逮捕容疑は、11月29日、許可を得ずに飲食客にダンスをさせるナイトクラブを営業したなどとしている。 同隊によると、摘発された2店舗は数年前から複数回にわたって無許可営業の指導を受けていたが、見張り役を配置するなどして営業を続けたため、警視庁は悪質と判断して摘発に踏み切った。 「ジーピーバー」の営業時間は午後6時から午前6時までで、1日に平均約100人が訪れ、月平均で約2千万円を売り上げていたとみられる。